
LINEでビーオフ参加の皆さんの様子を気にしながら、自宅から1時間程度のところをまったりドライブをしてきました。(^-^;
まずは、自宅から約1時間の「菖蒲城址(しょうぶじょうし)あやめ園」(埼玉県久喜市菖蒲町)です。無料です!
道路の反対側に20台ぐらいの砂利の駐車場がありました。段差があるところがあり、コペンくんは要注意です。(菖蒲総合支所の駐車場からも歩いて来れる距離と思います。)
入り口にある立派な門は「旗本内藤家栢間陣屋裏門」(1998年に移築)とのこと。

『菖蒲城(しょうぶじょう)は、古河公方足利成氏が、1456年に金田式部則綱に命じて築城させ、城の竣工が5月5日の菖蒲の節句にであったために命名された。』そうです。(Wikipediaより)
畑の中に、菖蒲城址の碑がありました。
私はてっきり水郷のような湿地をイメージしていたのですが、水田より少し高い所にある畑です。
まだまだこれからという感じでしたが、それなりに楽しめました。

早咲きの濃い紫色の「揚羽」
散策しているご家族が「ショウブとハナショウブは違うんだよ。これはハナショウブだよ。」と話していたので、???と思い、帰宅して調べてみると、、、
菖蒲湯に入れる「菖蒲」(サトイモ科)と「花菖蒲(ハナショウブ)」(アヤメ科)は、葉っぱが似ているだけで全く別物。
さらに、あやめとしょうぶは漢字で書くとどちらも「菖蒲」。・・・!?
花菖蒲もあやめも、乾いた畑で咲くそうです(花菖蒲は水辺でも咲くそう)。・・・!?
この植物は「花菖蒲」なんでしょうか? 「あやめ」なんでしょうか?
「あやめ園」っていうんだから「あやめ」なのかなあ...? 「花菖蒲」のような気もするなあ・・・。
久喜市第25回 あやめ・ラベンダーの「ブルーフェスティバル」が6/2(日)から23日(日)まで開催されるそうです。
見頃は、花しょうぶが6月上旬から中旬、ラベンダがは6月中旬から下旬だそうです。
6月中旬に行けば両方見られそうですね。
菖蒲城趾あやめ園の花しょうぶ開花情報
次に訪れたのは「行田市郷土博物館(忍城址)」です。
忍城御本丸址の碑
「忍城(おしじょう)」は、利根川と荒川に挟まれ、沼地を生かした要害堅固な城として戦国時代には関東七名城の一つであったとのこと。
石田三成の水攻めに500の兵で耐え抜いた逸話から「浮き城」または「亀城」との別名を持つそうです。
(小田原城が降伏・開城し、他の北条方の支城もことごとく落とされ、忍城のみとなったため開城したという)
もっと遠い場所にあると勝手に思っていたのですが、こんな近くだったとは!
映画「のぼうの城」(2012年公開、主演:野村萬斎)でも注目されましたね。映画はまあまあ面白かった記憶が..。
「行田市郷土博物館」は忍城本丸跡地に建てられた博物館です。
「旗を立てた馬型埴輪」が出土したのは行田市だけだそうです(酒巻14号墳)。

これはスゴイ!
中は撮影禁止なので、画像を文化遺産オンラインよりお借りしました。
忍城御三階櫓(おしじょうごさんかいやぐら)は、明治時代に取り壊されたものを昭和63年に再建したものとのこと。
入場料は\200は安かった~。
記念写真を撮った後、みん友さんの最近のブログに「いがまんじゅう」なる食べ物が紹介されており、そののぼりが目に入ったので、行田市の観光情報館「ぶらっと♪ぎょうだ」に立ち寄ってみました。

(^-^;
「いが饅頭は埼玉県北部に縁起物として伝わる。」(Wikipediaより)
饅頭(粒あんとこしあんあり)を赤飯でくるんだものです。初めて見ましたよ。
売店には、足袋をモチーフにしたおせんべいやらクッキーやらパイやらがたっくさん。
もちろん、足袋も売っていましたよ。
TBS日曜劇場『陸王』(竹内涼真が大人気に?!)で、去年は大盛り上がりをしたようですが、、、私は見てません。
ここで、「足袋蔵(たびぐら)」なる言葉を教えてもらい、地図をいただきました。
行田市では江戸時代中頃から足袋づくりが盛んになり、昭和13年には全国シェアの約8割を生産する“日本一の足袋のまち”として繁栄したそうです。
市の中心部には、足袋やその原料を保管した「足袋蔵」が数多く残されています。
いただいた地図を見ながら、そのいくつかを回ってみました。
●牧禎舎(足袋・被服製造の牧禎商店の工場・1940年建設)
●時田足袋蔵(土蔵)
●忠次郎蔵(旧小川忠次郎商店舗及び主屋(国登録有形文化財))
NPO法人忠次郎蔵によって、手打ちそば店として再活用されています。
「ゼリーフライ」だけでも食べられますよ、と言うので入ってみたら、いや、いい感じ。~。ここでお昼を食べることに決定!(外観撮り忘れた!)

二八そば もり\650。天ぷら\200。とても美味しくお値打ちのお蕎麦でした。
「ゼリーフライ」とは、じゃがいも、おからが入った揚げ物でした。
足袋工場で働く女工さんのおやつとして人気があり、小判形であることから「銭フライ」と言われていたものの「銭」がなまって「ゼリーフライ」となったとか。ちょっと物悲しい感も..。一つ100円でした。
お店の人(ほぼ完全ボランティアだそうです)が皆さんとてもいい感じで、「NPO法人?胡散臭いなぁ..」とちょっと思った自分が恥ずかしい・・・(>_<)
裏手に10台くらいの駐車場がありました。
●時田蔵
●イサミスクール工場
行田で現存する最も歴史のある大規模足袋工場です。
(TBS『陸王』の「こはぜ屋」ロケ地)
●行田八幡神社
●イサミ足袋工場
迷惑にならないよう停車して急いで写真を撮りましたが、、、
おみやげも少し買ったので、ご勘弁を...m(__)m

↑翌日の朝ごはんの「いがまんじゅう」
「さきたま古墳群」の前を素通りした自分が情けない気もしますが、そこはまた今度ゆっくりお邪魔したいと思います。
近くには、こんなところもあるようです。
お天気にも恵まれ、会う人が皆いい感じで、、、
久喜~行田、いやあ、いい場所でした!