先日、大宝八幡宮へ行った帰りにGETしたレコを早速ご紹介~
クルマ・ジャケコーナー第24回は、Larry Lee(ラリー・リー)の唯一のソロ・アルバム「MAROONED (ロンリー・フリーウェイ)」(1982)です。
AORの名盤として挙げられるアルバムなんですが、ご存じでしょうか?
ラリー・リーは、「Jackie Blue」(1974年全米3位)などのヒット曲を持つポップカントリーミュージックグループ「Ozark Mountain Daredevils(オザーク・マウンテン・デアデヴィルズ)」でヴォーカル&ドラムを担当していた人物。
おそらく、左から3番目がラリー・リー。
この唯一のソロ・アルバム「Marooned」は、先のグループとは異なる音楽性で、80年代のウェストコーストのポップサウンドを代表する1枚です。
A2の「Don't Talk(邦題:ロンリー・フリーウェイ)」は、アメリカでもヒット。
中山美穂、織田裕二らが出演した、映画「波の数だけ抱きしめて」(1991)のサントラにも使われたりしてます。
レコをかけるミポリン~。
このサントラ、「You're Only Lonely」/J.D. Souther,「Key Largo」/Bertie Higgins,「Each Time You Pray」/Ned Doheny,「Casablanca」/Bertie Higgins...などの曲が入ってます。
AOR度高し! 欲しい~。
さて、本アルバムに話を戻して、、、
参加ミュージシャンは、Bill Champlin(cho)、David Sanborn(sax)、Nicky Hopkins(Key)、David Hungate(b)、Lenny Castro(Percussion)等、豪華な顔ぶれ。
Jon Goin(g)、よく知りませんが、気持ちいいギターを弾いてます。
私的には、Richard Page(リチャード・ペイジ)がコーラスで参加している点がポイント高し。
TOTOからはボビー・キンボールの後釜として、そして、シカゴからはピーター・セテラの後釜として誘われたボーカリスト!!
どっちも断ってます・・・( ゚Д゚)
そしてペイジス、Mr.ミスターというグループの中心人物です。
「Pages(ペイジス)」/Pages(1981)
「Welcome To The Real World」/Mr.Mister(1985)
Mr.Misterの2ndアルバムからは、「Broken Wings」と「Kyrie(キリエ)」の2曲が全米№1に!
もちろんアルバムも1位!
TOTOとChicagoのお誘い、断っただけある~(^O^)/
話を戻します。
原題は「Marooned」で「置き去りにされた」というような意味、、、
邦題は「ロンリー・フリーウェイ」。
高速のPAに置き去りにでもされました?(笑)
日本盤ジャケは、鈴木英人氏のイラストに差し替え!!!
氏がジャケを手掛けた「For You」/山下達郎も1982年、同じ年に発売されています。同じイメージですね。
なんと、「For You」の中袋には、オープンカーに座るタツロー氏!
タツローとクルマってあまり見ない気がします。
「For You」が1982年1月21日発売で、「Marooned」が1982年5月1日発売。
そしてこちらが、オリジナルジャケ(邦盤の裏に写真が載ってます)
ラリー・リー、アルバムリリース当時、35歳だったそうです。
内容は、日本ジャケのイメージ通りで、アメリカ西海岸沿いをドライブする時のBGMにピッタリ(行ったことないので~ おそらく九十九里浜にもピッタリ!(^-^;
秋~冬に聴く場合は,オリジナル・ジャケを用意してください(笑)
とにかくこのアルバムは、透明感のある Larry Lee のヴォーカル、アレンジ・演奏がウェストコーストの爽やかさと、どこか哀愁を感じさせる名曲ぞろいで、夏のドライブのお供にお薦めです。
【登場車両】
キャデラック シリーズ62 クーペ(1959年)?
【自己採点】
クルマ度 6点(空飛べそう~)
魅惑度 8点(鈴木英人!)
音楽度 9点(爽やか+哀愁AOR)
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クルマ・ジャケ | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2020/07/01 05:32:59