
「朝夷奈切通」を少し歩いたあと、コペンをまた「鎌倉宮」隣の駐車場に入れ、
「永福寺(ようふくじ)跡」に行きました。
徒歩約5分。テニスクラブの脇の林を抜けた所にありました。
「永福寺(ようふくじ)」は、頼朝が自らの奥州攻めで殺した義経、藤原泰衡などの鎮魂のために造営したという寺で、1194年(建久5年)に完成し、1405年(応永12年)に戦火で焼失し、その後再建はされていません。
昭和58年度~平成8年度にかけて行われた発掘調査で、本堂(二階堂)の両側に薬師堂、阿弥陀堂が並び、中の島や釣殿がある浄土式庭庭園があったことなどがわかり、池や礎石が復元されています。
スマホアプリ「AR永福寺」でのVR
二階堂は奥州平泉の中尊寺にあった2階建の二階大堂大長寿院を手本にしたとされ、この辺りの地名にもなってます。
NHK『歴史探偵』では、ここ「永福寺跡」から櫛が収められた壺が出土し、悪女と言われる北条政子の慈悲深さが判るというような内容がありました。
開門時間:9時~17時(11月~3月までは16:30) 無料 駐車場なし
次にコペンで
「覚園寺(かくおんじ)」へ。
少し離れた場所に駐車場がありますが、そこまでの道はかなり狭いです。
薬師堂拝観料は\500で、通常は僧侶が案内をしてくれるようですが、年末年始でやっておらず、また、拝観できる場所も薬師堂のみでした。
受付でそれでもいいですか? と言われ、少し迷ったのですが拝観料を納めて奥へ。写真撮影はNGでした。
奥に進むとビックリ!
見頃と言っていいほどの素晴らしい紅葉が!
紅葉だけでも写真を撮っていいですか?とお願いしたら、ここ全体が神聖な場所で、と上手にダメ出しされました。(^-^;)
↓ イメージ(ネット画像を拝借)ここまですごくはありません。
北条義時が1218年に薬師堂を建立し、後に貞時が元寇の再来がないように願い寺として改めたものだそうですが、薬師堂があった場所についてははっきりしないとのことでした。
鎌倉時代には北条氏の保護を受け、建武新政時は後醍醐天皇の勅願寺、室町時代は足利氏が深く帰依。
本尊の薬師三尊坐像(国重文)や日光・月光菩薩像、十二神将像などは見応えがありました!
↓ ネットからの借用画像
このあとは泊まる藤沢市へ向かいます。
次回でやっと1日目終わります~。 (^-^;)
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コペン | 日記
Posted at
2023/01/03 20:11:17