
茨城県桜川市真壁町をドライブして来ました。
自宅から約1時間で「真壁伝承館」(桜川市真壁町)に到着です。
ここは江戸時代、笠間藩が置いた真壁陣屋があった場所で、すぐ隣に「神武さま(神武天皇遥拝所)」があります。
真壁の鎮守「五所駒瀧神社」の遥拝所も兼ねているそうです。
9時になったので、「真壁伝承館」へ。
真壁氏が戦場で用いた旗指物に描かれていたというイノシシがお出迎え~。
武士の守り本尊「摩利支天」が猪に乗ることに由来するようです。
真壁氏は平将門を討った平貞盛の弟・繁森の家系。平安末期、真壁郡に入った平長幹(たけもと)が初代当主です。
「手這坂(てばいさか)合戦」(1569年)は、佐竹氏・真壁氏VS小田氏の戦い。
真壁久幹(ひさもと)は「鬼道無(おにどうむ」と呼ばれ武略に長けた戦国武将だったようで、少数の兵で小田軍3000を手這坂に誘い込み、その間、別動隊1000が小田城を占拠。小田軍は土浦城へ退去。
「小田城跡」(つくば市)は
つくば周辺スタミナ・ドライブ(2020.9.28) で訪れてます。
「真壁城跡」(国指定史跡)は発掘調査で17代久幹の頃に整備され、18代氏幹、19代房幹まで使用されていたことや、庭園跡が出土し、能舞台と推定される建物跡や池があったことがわかったとのこと。
早速、「真壁城」攻城です。
「真壁体育館駐車場」
ここが本丸だったようで、簡単に落城となりました~(笑)
「真壁城跡北駐車場」もある(?)ようで、じっくり攻城したい方は探してみてください。
さて、本丸から城内を見回りです(殿になったつもり(;^_^A))
「真壁伝承館」でもらったマップです。駐車場にもボックスはありましたが空でした。パンフは品切れ?
①→②→⑧→③→⑥→⑤→④→⑦→⑧と回ってしまいました。
①本丸を囲む「Ⅰの堀」
②調査中の「中城」
⑧「中城 南西虎口」
木橋が復元してあります。
「Ⅲの堀」を歩いてしまいました。
③「中城 南東虎口」
調査中の「中城庭園」
「外曲輪」
「鹿島神社」
外曲輪東虎口の近くにある神社。社殿(祠?)の裏に土塁が見えます。
⑥「外曲輪東虎口」
⑤「Ⅳの堀」
④「外曲輪北虎口」
⑦「外曲輪南虎口」
木々などが無く、真夏は日傘などがあった方が良いかもしれません。「鹿島神社」以外は虫は少なそうです。
「真壁城」見回りを終え、次に秀吉の五奉行の一人だった浅野長政のお墓があるという「伝正寺」に行きましたが、見学不可の看板があったのでスルーし、次へ。
「五所駒瀧神社(ごしょこまがたきじんじゃ)」
新緑がとてもきれいです。
平安時代末期の1014年創建、1172年に真壁城主初代長幹が鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)の分霊を勧請し、真壁氏の鎮守としたと伝わる神社です。
「大林院」
日蓮宗寺院。桜川市唯一の寺格寺院のようです。
ランチは「べんべら庵」。
オープン少し前に行きましたが、駐車場は満車。15分ほど待って停めることができました。
「とまとイタリアン」(\870)
「特製とまとラーメン」(\800)
「とまとイタリアン」は温泉卵と粉チーズで、トマトの酸味が薄れまろやかな感じ。細麺でとても美味しかったです。
「つるんこ水餃子」(3個\220)、「ご飯小盛り」(\60)、「なめらか杏仁豆腐」(\230)も頼んでお腹いっぱいになりました。
中高年に大人気のお店でした。若い人はあまり居なかったですね。
トマト好きの方はぜひ!
食後に「鹿島神社本殿」に行きました。
装飾彫刻から江戸時代中期、元禄年間の再建とみられており、棟札によれば、真壁17代久幹・18代氏幹父子が深く尊崇し、大破していた社殿を再興したそうです。
茅葺屋根には草などが生え、保存の難しさを感じました。
真壁周辺は見所が多いですね~。
過去の真壁ドライブはコチラです ↓
真壁のひなまつり、小山寺など(2020.2.11)
がむしゃ~薬王院ドライブ(2022.5.5)
「雨引山楽法寺(雨引観音)」(黒門は真壁城から移築した薬医門だそう)や「羽鳥天神塚古墳」、「加波山神社 真壁拝殿」などはまたの機会にとし、帰路に着きました。
長文駄文ブログ、お付き合いいただきありがとうございました。m(__)m
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コペン | 日記
Posted at
2023/04/26 20:40:24