
クルマ・ジャケコーナー第170回は、Randy Meisnerの「Randy Meisner」(1978)です。
Randy Meisner(ランディ・マイズナー 1946 – July 26, 2023)、ご存知でしょうか?
みん友の
avot-kun さんのブログ take it to the limit で、ランディがつい先日、亡くなったことを知り、急きょブログを書いてみようと・・・
ランディ・マイズナーは「Poco」、「Eagles」の創設メンバーで、イーグルスでは1stアルバム「Eagles」(1972)~5thアルバム「Hotel California」(1976)で、ベースプレイとハイトーンヴォイスでファンを魅了しました。
Poco に関してはコチラで触れています。
クルマ・ジャケ「One More Mile」/Jimmy Messina
クルマ・ジャケ「Dance A Little Light」/Richie Furay
そして、R.マイズナーは、クルマ・ジャケコーナー第54回で、2ndアルバム「One More Song」(1980)をご紹介してます。
クルマ・ジャケ「One More Song」/Randy Meisner
ランディのアルバムは1stと3rdがどちらも「Randy Meisner」。
今回ご紹介するのは、1stアルバム(1978)の方です。
3rdアルバム「Randy Meisner(紺碧のハイウェイ)」(1982)
クルマ・ジャケじゃな~い。
安心してください。入ってますよ、ジャケ裏に。
B2『Strangers』などにHeartのアン・ウィルソン、ナンシー・ウィルソンがコーラスで参加してます。
3rdアルバムからのシングルカットの
『Never Been in Love(涙のハート・ビート)』(1982)
↑ 間違い探しのレベル。LPの方が少しうつむき加減で、右手親指がポッケからでてます。(^-^;
Jaguar XJ-S(1975 - 81)ですね。 Eタイプの後継車?
ソロとしてのシングルは、
『Deep Inside My Heart』(1980 22位)
『Hearts on Fire』(1981 14位)
『Never Been in Love』(1982 28位)
の3枚だけ?
日本ではこんなカップリング盤もあったみたいです。
クルマ好きだったランディ・・
『Never Been in Love』の“END”の標識が示すのは・・・
さて、本日ご紹介のクルマ・ジャケ・レコは、
「Randy Meisner」/Randy Meisner(1978)
A1『Bad Man』(Glenn Frey, J.D. Souther)はリンダ・ロンシュタットも出演した映画「FM」(1978)で使われました。
「FM Soundtruck」(1978)
Steely Danの『FM (No Static at All)』をはじめ、Foreigner、Eagles、Boz Scaggs、Boston、Billy Joel、The Doobie Brothers、Queenなどなど、錚々たるメンバーの中にひっそりと収められてます。
ライナーノーツには“まもなく発売される予定のファースト・ソロ・アルバム「Take It To The Limit」に収録されている。”の文章が。
おそらく、ソロ1stのタイトルをこの曲名にするか、また収録するか・・・で、レコード会社ともめたのではないでしょうか・・・。
・・・で、A面ラストに収録されました。
少しゆったりと、ピアノ弾き語り的なバージョンです。
『Take It to the Limit』(Meisner, Frey, Don Henley)は、イーグルスの11thシングルとして全米4位と大ヒットした名曲です(ランディがリードをとったシングルA面はこれだけ)。
イーグルスの4thアルバム「One of These Nights(呪われた夜)」(1975)に収録。
↑ 右から2番目がランディ?
いつも1歩下がってる感じ・・・
ライブ・アルバム「Eagles Live」(1980)では、素晴らしいファルセットで会場が大盛り上がりする様子がわかります。
しかし、ランディ自身はこの曲の演奏に積極的ではなく、このこともイーグルス脱退(1977年9月)の一因だったとか・・・
この「Eagles Live」は、1976 年と1980年のライヴを収録したもので、内ジャケにはランディの後任、ティモシー・B・シュミットしか写ってません。😢
1stソロアルバム「Randy Meisner」(1978)は、『Take It to the Limit』以外にランディのオリジナル曲はありませんが、ランディの良さがにじみ出て、ウエストコースト・ロックの好盤です。
ランディのボーカルはちょっと哀愁を帯びた曲にぴったりですね。
アルバム最後のB6
『Heartsong』では涙がこぼれてしまいました・・・
♪
She was the heartsong
She was the melody, the memory a lifetime-long
彼女は心の歌だった
彼女はメロディー、一生の思い出だった
さてさて、ジャケのクルマは・・・
このインパネだけでは相当苦労しますが・・・
ジャケ裏のクルマには「MERCURY」の文字がはっきりと読み取れたので、比較的簡単に見つけることができました~ (*^^)v
「マーキュリー・エイト・クーペ」ではないでしょうか?
「MERCURY」はフォードのブランド(1938 - 2011)。
ダッシュボードには計器類が満載。AMラジオがオプションとしてあったようです。
ネット上で見つけた画像↓
なにもリアシートに座らなくても、ねえ。
77歳・・・早すぎますね。
おやすみなさい、ランディ。
【登場車両】
MERCURY Eight Coupe 1949 - 51
【自己採点】
クルマ度 7点(おやマアキュリー(キュート)な?!)
魅惑度 7点(たった一人のイーグルス・・・・ オレには愛車があるさ)
音楽度 7点(ウエストコースト・ロックの好盤!この声がねえ)
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Posted at
2023/08/05 16:09:48