
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に楽しませてもらった一年。
「鶴岡八幡宮」に行ったことがない助手席の御方が「連れてって~」とうるさいので、今年最後のドライブで鎌倉に行ってきました。
いつものようにだらだらと長文駄文となりそうなので、1日目と2日目、さらに、その1,2などに分けてブログアップしたいと思います・・・
が、大掃除という苦行と、レコ整理という修行にはばまれ・・・(;^_^A)
最初に書いておきますが、鎌倉は狭い道が多く、駐車場は無いか有料またはコインP。
なので、クルマで回るより鉄道・バスの方がずっと楽だと思います。
で、1日目は「akippa」を利用し、コペンを“置きっぱ”にしての鎌倉観光にしました。(^-^;)
「akippa」は、空き駐車スペースを持ってる家などに予約(2週間前から)して駐車できるシステム。
「コペンで行く結婚式」でも利用しました。
この時は1日 \1,870。
今回は屋根・横引きシャッター付きの個人宅ガレージ(24h 入庫自由 \685)をお借りしました。
周辺の道がかなり狭いうえに、交通量がそこそこあり、大きいクルマだと大変かも。
また、鶴岡八幡宮まで徒歩約10分という情報でしたが、それは結構な急ぎ足かも。
さて、無事コペンを置いて、7時から歩きだしました。
まずは駐車場のすぐお隣の
「鎌倉宮(かまくらぐう)」を参拝。
境内にきれいなトイレがあり助かりました~。
1869(明治2)年、明治天皇の勅命によって創建された神社で、主祭神は後醍醐天皇皇子の護良親王(もりよししんのう)。
護良親王は、元弘の乱で鎌倉幕府打倒の立役者として活躍し、1333年に征夷大将軍に。
しかし足利尊氏と対立し、将軍を解任され、ここ鎌倉二階堂の地に幽閉され、1335年、北条時行(鎌倉幕府最後の第14代執権・高時の子)が鎌倉を取り戻そうとした戦乱の中で足利直義(尊氏の弟)により28歳の若さで殺されてしまいます。
護良親王が幽閉された土牢(復元されたもの?)見学や宝物館(\300)は9:30からということで帰りにでも見ることに。 ・・・忘れました
すぐ近くに「24時間1000円」のコインPがありました。
日本三大天神のひとつという
「荏柄(えがら)天神社」
「大倉幕府 東御門」の碑
1180年、鎌倉入りを果たした源頼朝が御所を構え政治を執った場所(のちに「大倉幕府」と呼ばれるように)。
頼朝は、大倉幕府(大倉御所)を守らせるため、西側に畠山重忠、三浦義村を、東には和田胤長(和田義盛の甥)を住まわせたそうです。
「史跡法華堂跡」
「法華堂跡(源頼朝墓・北条義時墓)」として国史跡に指定されています。
2005年の発掘調査で堂跡が確認され、この地に北条義時を供養する法華堂があったことがわかったとのこと。
スマホアプリ「AR北条義時法華堂」では現地でそこに建ってるように見ることができます。
紅葉は現実世界です。
頼朝の法華堂より3~4m低い位置にある義時の法華堂ですが、1310年に焼失し、その後再建されることはなかったようです。
奥の階段の左手には、北条時頼(第5代執権)に攻められ自害した三浦泰村(やすむら)一族276人を供養する“やぐら”(横穴式墳墓)がありました。
三浦泰村は、大河ドラマで山本耕史が演じた三浦義村の次男。
結局、三浦一族も滅ぼされてしまうんですね。
2時間ドラマでいいから「鎌倉殿の13人 その後」を放送してくれないかな~
そして階段を上ると、近世に整備された毛利季光、大江広元、島津忠久の墓所。
大江広元(おおえひろもと)は鎌倉幕府の政所初代別当を務めた文官の筆頭格。
“守護・地頭”の設置を頼朝に提案したり、承久の乱では守りを固めるのではなく、京に攻め上るよう発言したりしているようです。
毛利季光(もうりすえみつ)はその大江広元の4男。
「白旗神社(しらはたじんじゃ)」
源頼朝が葬られた法華堂があったと推定される場所に鎮座する神社です。
右手の階段を上がると、頼朝墓の石塔があります。
江戸時代に第8代薩摩藩主島津重豪が整備を行い、1990年に修理・再建されたものとのことです。
北条義時の墓は探しましたが見つからず、あきらめて「鶴岡八幡宮」へ。

無念・・・
「鶴岡八幡宮 三の鳥居」
源氏池と平氏池の間にかかる「赤橋(太鼓橋)」
境内にある「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」では『鎌倉殿の13人 大河ドラマ館』(2023年1月9日まで \1,000)は9:30からだったので入れませんでした。
源頼義(頼朝の5代前)が京都の石清水八幡宮を勧請して鎌倉の由比に祀った八幡神が元で、その後現在の場所に移され、幕府の祭事や儀式を行う宮殿的な場所として機能していくようになったそうです。
本宮(上宮)・若宮(外宮)は江戸時代の1828年に徳川家斉が再建したもの(国重文)。
3代将軍源実朝を暗殺した公暁が隠れていたという大銀杏は、2010年に強風で倒れてしまい、少し離れた場所に移植されてあります。
現在、大石段の脇には、新しく芽吹いた銀杏が順調に育っているようでした。
ちなみに、裏手に「鶴岡八幡宮」専用駐車場がありますが、9:00~で料金は1時間\600。
近くには平日20分\200、1日\1,000などのコインPがあるようです。
予約できる駐車場では、「軒先PARKING」というシステムがあり、鎌倉周辺では平日1日\800~1,000ぐらいのようです。
なお、
鶴岡八幡宮周辺は初詣に伴う交通規制がありますのでご注意を。
令和4年12月31日午後11時~令和5年1月1日午後5時
令和5年1月2日、3日 午前9時~午後5時
その2 では、「鶴岡八幡宮」境内脇から「建長寺」に向かいます。
いつアップできるかわかりません~(;^_^A)