
フラフラと寺社などを回る「初詣ドライブ」をしてきました。
しかし、年末・年始の関東平野はお天気良すぎな感じです。
最初に訪れたのは、近くを何度か通りかかり、大きな看板が気になっていた神社へ。
「櫻木神社」(千葉県野田市)
朝8時前なのに鳥居前の駐車場はほぼ満車でした。
第2、第3・・・と周辺には多くの駐車場があるようでした。
屋台が結構並んでました。参拝者も多く、人気の初詣スポット?!
桜の名所としても知られ、様々なものにサクラのデザインが取り入れられています。
平安朝の仁寿元年(851年)に起源をもつ、野田市最古の神社とのこと。
チラホラしてるのはサクラ?
1992年の神社再建に伴う発掘調査で旧石器時代の有舌尖頭器や縄文時代の土器、古墳時代の住居跡などが見つかったそうで、境内が「桜台遺跡」であるという案内板がありました。
で、約100m東に、古墳時代前期の住居跡である「中根八幡前遺跡」があるというので行ってみました。
「中根八幡前遺跡」(野田市)
小さな公園のようでした。
さらに・・・
「史跡 山崎貝塚」(野田市)
広大な畑?のような場所でした。
縄文中期から晩期の貝塚をともなう集落跡で、土器、石剣、耳飾り、土偶などが出土しているとありました。
「山崎宿碑」は見つかりませんでした。
そして、こちらも初めて参拝する
「愛宕神社」(野田市)
野田開墾ののち、火の災難を防ぐために京都より祭神として、迦具土命(火伏の神)の分霊を祀って氏神とし、延長元年(923年)に創建とのこと。
現在の本殿(県有形文化財)は、文政7年(1824)に再建されたもので、「匠の里」と呼ばれる花輪村(現在の群馬県みどり市)出身の二代目石原常八の作と伝わる彫刻が素晴らしい!
しかし、誰もいないのは少し寂しい感じ・・・
さらに北上し・・・
「実相寺(じっそうじ)」(野田市関宿台町)
応永16年(1409年)創建という日蓮宗のお寺。
第二次大戦終戦時の内閣総理大臣(第42代)、鈴木貫太郎のお墓がありました。
満77歳2ヶ月での総理任は、戦前・戦後を通じて最高齢。
侍従長を務め、昭和天皇の信任が厚かったという鈴木は、陸軍の反対を押し切りポツダム宣言を受諾し、天皇の聖断という形で第二次世界大戦を終戦へと導いたそうです。
享年81。
死の直前、「永遠の平和、永遠の平和」と、非常にはっきりした声で二度繰り返したという・・・(Wikipediaより)
遺品が「鈴木貫太郎記念館」(野田市)に展示されているとのことで、今度機会があったら行きたいと思いました。
その2に続く予定です。
Posted at 2023/01/10 20:54:20 | |
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コペン | 日記