
クルマ・ジャケコーナー第252回は、春風亭小朝の「小朝より…パリにて」(1981)です。
2024年パリオリンピック(7/26-8/11)・パラリンピック(8/28-9/8)開催記念、フランス特集第23弾です!
春風亭小朝(しゅんぷうていこあさ 1955 - )、ご存知でしょうか?
東京都出身の落語家、タレント
少年期から「落語の天才」と呼ばれ、1970年、5代目春風亭柳朝の2番弟子に。
1976年に二つ目昇進。1978年にはNHK新人落語コンクールで最優秀賞を受賞。
1980年、25歳で兄弟子など36人を抜いて真打に昇進。
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【落語特選】春風亭小朝 セレクション
TV「笑ってる場合ですよ!」(1980 - 82)では木曜レギュラーを務めたり、時代劇「三匹が斬る!」(1987 - 95)ではレギュラー出演するなど、タレント、俳優としても活躍
↑ 高橋英樹、役所広司と共演!
NHK「ふるさと愉快亭 小朝が参りました」(1994 - 98)で、全国の中高年層からも人気を得ました。
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(2014)では明智光秀 役
1997年には、落語家として初めて日本武道館で独演会を開催
漫才にも造詣が深く、「M-1グランプリ」で審査員を務めてます(200,2004,2017)。
音楽に関しては、Wikipediaにはシングル1枚だけが載ってました
『11月の風』/KOASA(1980)
自身の作詞曲でアレンジが松任谷正隆のシティポップ!
歌も上手いんですねえ
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春風亭小朝 11月の風
さて、本日ご紹介のレコは、
「小朝より…パリにて」/春風亭小朝(1981)
帯裏には、「KOASA LIVE」VOL.1~3の3枚のアルバムが掲載されてます。
若い頃はレコードなどで高座を多数披露していたようですが、近年はYouTubeなどでの高座の収録・配信などには積極的ではないようです。
で、このレコは、パリで独演会を開いたときのドキュメンタリー。
シャンゼリゼ通りのカフェなどでのお喋りなどが収録されており・・・
一行がフランスに着いたのは、フランス大統領選挙でフランソワ・ミッテランがジスカール・デスタンに勝ったその日と言ってるので1981年5月10日と判ります。
アラン・ドロンがデスタンを応援してて負けたから、映画「さらば友よ」が新聞に載ってたなんて話も入ってました。
「さらば友よ」(1968)
また、セーヌ川が結構汚いねなんてことや、「Crazy Horse」(パリのキャバレー)の女性が肉感的だの、デルタカット✂だの、いろんな話を聴くことができて面白いです。
メインは独演会での落語「紙入れ」
世話になっている旦那の御新造さん(奥さん)から「今夜は旦那が帰らないから遊びに来て」と手紙をもらった新吉は、結局泊まってしまうハメに。
そこに旦那が帰ってきて、裏口から逃げるも、手紙が入った旦那からもらった“紙入れ”を忘れてきたことに気づく・・・
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横丁の若様 春風亭小朝 紙屑屋 紙入れ 1980年(昭和55年)6月13日 第252回東京落語会より
↑ 2"26 あたりからが「紙入れ」
艶っぽい声ですねえ。当時モテたろうなあ
登場人物の新吉がまさに小朝
・・・にしても、パリで落語が大ウケって、お客さんは日本人?
フランス人相手なら、『スネークマン・ショー』の「林家万平」みたくなるハズなんだけど(笑)
「増殖」/YMO(1980)
さてさて、ジャケのクルマは・・・
赤で囲んだところに薄っすら写ってます
いや、流石にクルマ・ジャケと言うには・・・💦
裏ジャケは少しだけ大きい
ルノー 20/30(1975 - 84) ???
いや、Cピラーが全く違います
そもそも、これ、Cピラーなんでしょうか?
う~ん、こりゃ、今回もどなたかにお願い💛ですネ
♪出囃子
旦那「お前さん、自動車とやらが写ってる音盤を集めてるって?」
ねも「へえ、クルマ・ジャケのことですか?」
旦那「それでどれくらい集まったんだ?」
ねも「2、300枚ってとこでしょうか」
新造「粋だねえ💛」
旦那「珍しいのもあるのかい?」
ねも「へえ、クルマがはっきり写ってるヤツも持ってます」
おあとがよろしいようで・・・💦
【登場車両】
unknown
【自己採点】
クルマ度 ?点(unknown 😿)
魅惑度 3点(クルマ・ジャケと言える? …言えます😅)
音楽度 4点(出囃子、初めて知りました)
Posted at 2024/08/25 06:19:28 | |
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