
クルマ・ジャケコーナー第327回は、南沙織の「青春に恥じないように」(1976)です。
南沙織(みなみさおり 1954 - )、ご存知でしょうか?
日本におけるアイドルの第1号とも言われる沖縄出身のアイドル歌手
愛称は「シンシア(Cynthia)」(月の女神、蟹座の守護神)
『17才』(1971)でデビュー
↑ 「蟹座」シャツ(7月2日生まれ)
&
“ツケ睫毛をつけられちゃった” そうです
オリコン2位、約54万枚の大ヒット!
作詞:有馬三恵子、作編曲:筒美京平
基本、15thシングルまでこの2人の作品(8th『カリフォルニアの青い空』を除く)
Youtube
「17才(video clip)」南 沙織 Hello! Cynthia
ジャケ裏のプロフィールには・・・出身地 鹿児島 ?!
鹿児島は母の郷里で、シンシアは沖縄県中頭郡嘉手納町生まれ・宜野湾市育ち
沖縄返還前年のデビューで、写真家の篠山紀信(後に夫)は「彼女の登場は、返還を目前とした沖縄のイメージ・アップのための国策歌手かと思ったくらい良かった」と話してます(Wikipediaより)
沖縄が27年間米軍の施政権下ののち本土復帰したのは1972年5月15日
53年前のことなんですね…
「車両左側通行」になるのは、復帰6年後の1978年7月30日午前6時(ナナサンマル)
2ndシングル『潮風のメロディ』(1971) オリコン7位
同日に天地真理が『水色の恋』でレコード・デビュー
同時期にデビューした小柳ルミ子、天地真理と「新三人娘」とも呼ばれたそうです
1stアルバム「17才」 ・・・持ってません😿
有馬×筒美作品6曲 + 洋楽カバー6曲
歌手デビュー前、筒美京平との顔合わせの時、これだけ歌えると言って歌ったという、リン・アンダーソンの『Rose Garden(ローズ・ガーデン)』のカバーも入ってます
『Rose Garden』/Lynn Anderson(1970) 全米3位
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Lynn Anderson - Rose Garden (1970) (Stereo / Lyrics)
京平先生、やるなあ~
2ndアルバム「潮風のメロディ」(1971) ・・・持ってません😿
2ndシングル両面以外は、ビージーズの『小さな恋のメロディ』、フランス・ギャルの『夢見るシャンソン人形』等カバー集
欧陽菲菲の『雨の御堂筋』のカバーが入ってるのは?
年末には、日本レコード大賞新人賞など様々な賞を受賞し、デビューからわずか半年でNHK紅白歌合戦にも出場!
3rdシングル『ともだち』(1972) オリコン7位
「レコード・コレクターズ」(2000年8月号)によると・・・
“恋愛スキャンダルや事務所の移籍問題などで週刊誌をにぎわせ、体調も崩し、デビューして11ヵ月後にテレビで突然、「今日限りで歌手をやめます」と言ってしまう”
で、その後のシングルが、
4thシングル『純潔』(1972) オリコン3位
この作品からジャケ写は篠山紀信
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Saori Minami 南 沙織 - 純潔 (Junketsu) Innocent 1972
5thシングル『哀愁のページ』(1972) オリコン11位
3rdアルバム「純潔/ともだち」(1972) オリコン2位
A面は有馬・筒美コンビによるオリジナル楽曲
B面は、『Old Fashioned Love Song』など洋楽ポップスのカバー(英語詞)
4thアルバム「哀愁のページ」(1972)
『哀愁のページ』と『素晴らしいひと』(『純潔』のB面)以外はオールディーズ中心のカバーアルバム
「アーティスト・クロス」入り!
5thアルバム「早春のハーモニー」(1972) ・・・持ってません😿
大半はカバーですが、洋楽カバーはなく、チェリッシュの『ひまわりの小径』など全て筒美京平作曲アルバム
6thシングル『早春の港』(1973) オリコン11位
この歌のアンサーソングと言われるのが、シンシアのファンを公言していた吉田拓郎の
『シンシア』/よしだたくろう&かまやつひろし(1974)
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シンシア(吉田拓郎&ゲスト南沙織)
↑ バックは「愛奴」(ドラムは浜省!)
7thシングル『傷つく世代』(1973) オリコン3位
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南沙織 傷つく世代 歌詞付き
6thアルバム「傷つく世代」(1973)
6th~8thシングル収録
奥村チヨの『愛の花咲く頃』(作詞:橋本淳、作曲:筒美京平)もカバーしてます
8thシングル『カリフォルニアの青い空』(1973) オリコン77位 ・・・持ってません😿
オリコン3位と4位の間のシングルが77位とは?!
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南沙織 ~ カリフォルニアの青い空 (1973 Release Single Record Version)
元歌は、
クルマ・ジャケ「カリフォルニアの青い空」/Albert Hammond でご紹介しております
フォーリーブスのサントラに参加
「見上げてごらん夜の星を」/フォーリーブス(1973)
A5『夜空の星』では、おりも政夫とデュエットしてます
9thシングル『色づく街』(1973) オリコン4位
秋になると今でも耳にするシンシアの代表曲
7thアルバム「20才まえ」(1973)
シンシア最高のセールスを記録したアルバム
B面にはシングル曲『17才』『哀愁のページ』『傷つく世代』などをボーカル新録音したメドレーが入ってます
10thシングル『ひとかけらの純情』(1973) オリコン8位
8thアルバム「ひとかけらの純情」(1974)
A面は、有馬・筒美コンビによるオリジナル楽曲
B面は、ロバータ・フラックの『やさしく歌って』など洋楽ポップスのカバー(英語)
11thシングル『バラのかげり』(1974) オリコン15位
12thシングル『夏の感情』(1974) オリコン16位
バックは「キャラメル・ママ(ティン・パン・アレー)」(細野晴臣、鈴木茂、林立夫、松任谷正隆)!
ライブアルバム「CYNTHIA IN CONCERT」(1974.7.7)のバックも「ティン・パン・アレー」だそうです
9thアルバム「夏の感情」(1974)
11th・12thシングル両面+ニューミュージック系邦楽のカバー
チューリップの『夏色のおもいで』も歌ってます!
13thシングル『夜霧の街』(1974) オリコン17位
10thアルバム「20才」(1974) ・・・持ってません😿
アルフィーのメジャーデビューシングル『夏しぐれ』(作詞:松本隆、作編曲:筒美京平)のカバー他、松本隆の作詞曲『田園交響楽』、『卒業』などを収録
14thシングル『女性』(1974) オリコン23位
15thシングル『想い出通り』(1975) オリコン19位
11thアルバム「Cynthia Street」(1975)
ロサンゼルス録音盤
ジャケは偶然見つけたという実在の通り「Cynthia Street」で撮ったものだそう
A面は安井かずみと筒美京平のコンビによる楽曲
B面はアラン・オデイとジョージ・S・クリントンによる楽曲
16thシングル『人恋しくて』(1975) オリコン8位
有馬・筒美コンビを離れ、作詞:中里綴、作曲:田山雅充、編曲:水谷公生
日本レコード大賞歌唱賞受賞曲
17thシングル『ひとねむり』(1975) オリコン27位
作詞:落合恵子、作曲:筒美京平、編曲:林哲司
12thアルバム「人恋しくて」(1975)
『哀しみの家』『シャワーの中で』『夢をかえして』の3曲は矢沢永吉("五大洋光" 名義)作曲
18thシングル『気がむけば電話して/ふりむいた朝』(1976) オリコン29位
イニシャル・プレス(初回生産)盤では『ふりむいた朝』がA面としてリリースされるも、シンシア自身の意向で発売1週間後のプレス盤からは『気がむけば電話して』をA面に! ということで貴重な(?)イニシャル・プレス盤!
両曲とも作詞:中里綴、作曲:田山雅充、編曲:萩田光雄
13thアルバム「素顔のままで」(1976) ・・・持ってません😿
筒美京平作品なしのアルバム
アルバムのトップとラストの『プロローグ 幸せの予感』『エピローグ 未知への想い』はシンシアの作詞
12曲中7曲が作詞:中里綴、作曲:田山雅充
19thシングル『青春に恥じないように』(1976) オリコン44位
作詞:荒井由実、作曲:川口真、編曲:萩田光雄
本日ご紹介のレコです
字数制限のため2部構成に💦
長文駄文ブログ、もう少しおつきあいよろしくお願いいたします m(__)m