せっかく6時に目が覚めたので、連休の狭間も休んじゃえ!と、今日は懸案の多摩丘陵にある小野路を試走してみました。
自宅から稲城まで高速、そこから南多摩尾根幹線道路でぐいっと丘陵を登り一本杉公園まで、ちょうど1時間。
怠け者でもカングーのおかげで気軽に自転車を持って来られるのがありがたい。
小野路道は関戸の関所を避ける鎌倉裏街道として往来されていた道らしい。
土方歳三や沖田総司が、日野から出稽古で歩いたという関屋の切り通し。
その出稽古の先は、今は資料館になっている小島家。日曜は月二回しか開館していません。
かつて宿場町だった小野路宿の旅籠を改装した里山交流館。
こちらでもらった散策ガイドマップに従ってみます。
交流館の隣にある小野篁を祀った小野神社。
その脇から入ると萬松寺。
その裏手に広がる万松寺谷戸ですが、自転車の乗り入れは禁止されています。(図師小野路歴史環境保全地域に指定)
ガイドに従って六地蔵。よく数えると7体ある?
キツイ坂を登って萩生田牧場。
横浜ランドマークタワーが見えるという見晴らし広場から木立を抜け、本日のメインメニュー奈良ばい谷戸までは狭いダートで神経を使います。
ようやく見えてきた奈良ばい谷戸。
炭焼き小屋は復元だそうな。
いやぁ、なんとも気持ちの良い眺め。
おばさまたちはピクニックに来てるし。
山藤の色も濃いし。
蛙は聞き慣れないキュルッキュルッという声で鳴いているし。
私も此処で一服しましょう。
西側の市道?までは平坦な道で距離も短い。おばさまでも簡単に徒歩で来られるわけですね。
ならば、南側に残る神明谷戸にもアプローチしてみましょう。
この辺りは図師という地名になりますが、古くから祀られているらしい地蔵菩薩と馬頭観音。
神明谷戸は、市道からすぐ入れるわりには、ひっそりしていますね。
メインメニューが終わり腹が減ったので、図師大橋近くのエピソードという名のパン屋でイートイン。
ふぅ、落ち着いたので、起点の交流館に戻りましょう。
谷戸で作られた野菜や古代米。のらぼう菜もありますね。
思わず買いそうになった、藁で作られた亀飾り。
カングーの待つ一本杉公園に戻って終了。約3時間半の谷戸サイクリングでした。
おまけ
交流館の館長らしき人に、奈良ばいの語源を尋ねると、諸説あるが有名なのは、この辺りにいた農民兵さんを整列させる時の「並べい!」が訛ったのだとか。そう言えば、近くに戦車壕の跡もあったな。
※本日の走行距離は約20km(累積275km)
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Destination | 日記
Posted at
2018/05/01 17:48:29