「アップライト自転車にはバネ付きサドル」
そう最初に聞いた時は正直抵抗がありました。中高生の頃にこづかい稼ぎに新聞配達をしていた記憶が蘇るってのもありますが、なんか鈍重なイメージ。
けれど、それを言えば、そもそもアップハンドルもママチャリみたいでカッコ悪いと思ってましたからね。(^^;
ともあれ、頸椎痛に怯えずに自転車生活を続ける為に試したアップハンドル&バネ付きサドルは、わずか3ヵ月でもう手放せない自転車の条件になってしまいました。UNRACERな自転車のあり方。
鈍重な見た目も、素材や色や形を自転車全体で調和させることができれば、これはこれで趣味の良いアウトフィットに仕立てられるということが徐々にわかって来ました。もちろん、ロードレーサーやランドナーのようなお手本が少なく、それゆえかフィットするパーツ選びも悩み多いけど、それも楽しみのうちと思えば、ね。(^^;
で、バネ付き革サドルのリファレンスは、今のところブルックスのB67。アップライト用に届いたコンクエストは、スイフトとほぼ同じ幅ゆえに、アップライト姿勢で乗るといまひとつ。バネの強さや革の硬さよりも、まずは幅が大事と実感しました。
だから、コンクエストは再生ブロディに付けてみたものの、やはり長時間はツラくなりそうなので、レッパーを手に入れてみたわけです。
レッパーはブルックスほどではないけど、アップハンドル自転車がポピュラーなオランダの歴史あるメーカー。革は豚を使っているらしく、ブルックスよりも柔らかいですね。でも価格はブルックスの1/2〜1/3だから、バネ付き革サドルのトライアルにはうってつけ。
で、乗ってみると、わははと笑ってしまう快適さ。ふかふかです。ブロディはハンドルの幅もタイヤの幅も広いから、気分はビーチクルーザーですね。ブロディをカミさん用にするなら、コレで決まりでしょう。
カミさんのダホンに付けているセラアナトミカチタニコは、バネ付きじゃなくハンモック系サドルだから比較しにくいけど、カミさんも内腿が擦れる印象があると言っているから、ダホンにレッパーでもいい。
じゃあ、ブロディを自分の里山グラベル用にするなら?
ふふふ、実は4個目を海外サイトから取り寄せ中。(^^;
ちなみに、の参考画像を貼っておきます。
コンクエストとの比較は、一般的なサドルの大きさとの違いでもあり、最初はギョッとしますが最初だけ。(^^;
B67との比較は、革の柔らかさの尻へのフィット感の違いだから、見た目じゃわからない。B67の方がコシがあってチカラが逃げにくいです。
セラアナトミカチタニコとの比較は、根本的な考え方の違いだから好みが分かれるところ。

Posted at 2018/07/12 23:10:07 | |
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