
一泊出張用の機内持ち込みトロリーバッグとしてサムソナイトのスピントランクをフラッと買ってしまいましたが、3度の大阪出張をこなしたことでトロリーバッグの評価ポイントが見えてきました。
※キャリーバッグは和製英語らしく、車輪が付いたバッグはトロリーバッグというみたい。
サイズや容量はほぼ同じと仮定すると、
縦型か横型か、トランク/ハード素材かバッグ/ソフト素材か、四輪か二輪か。これらの組み合わせ。
で、スピントランクは縦型×トランク/ハード素材×四輪で、いわゆる旅行用スーツケースをコンパクトにしたタイプ。
一方、画像のタイプは横型×バッグ/ソフト素材×二輪で、いわゆる大型ビジネスバッグにキャリーハンドルを付け足したもの。
前者は四輪だから、屋内など路面が滑らかなで平坦であれば軽く手を添えるだけで動かすことができるのが利点ですが、ちょっとしたモノの出し入れはしにくいから手元バッグと併用することになる。何よりビジネスシーンには大袈裟なイメージでスマートではない印象。
後者は大型ビジネスバッグだから、ビジネスシーンに置いて違和感がなく書類の出し入れもしやすいからコレ一つでOKだけど、二輪で長いキャリーハンドルでの取り回しはややしづらく階段で手で持とうとするとヨイショと腰を下げなければならない。
要は使い方に合わせて選ぶしかないわけで一長一短ですが、ビジネスバッグタイプは使ったことがないから実はちょっと興味を惹かれるのです。
と言っても合理的理由ではなく、出張が多かった親父が大型の黒いビジネスバッグを酷使していた記憶があり(70年代初期だとキャリーハンドル付きはまだなかった?)、腕時計と同じように親父の体験をなぞってみたい気分なのです。
親父のバッグにはPCの代わりに計算尺が入っていて(電卓もなかった?)、小学生の私には「大人の男=黒いビジネスバッグに計算尺を入れて全国を飛び回る」というイメージが刷り込まれたのかも。
まぁ、こんなことを考えるのも歳のせいか。コレなら持ってみたいと思えるデザインに出会ったからか。
画像はアンディアモという今は亡き米国ブランドで、当時は同じバリスティック素材を使うTUMIの好敵手だったとか。ビームスが別注していたスーツケースを若い頃に買おうとしたことがあって思い出したのでした。でも、ファブリックで丈夫にすると重たくなるのながなぁ。
アンディアモ 47×33×24cm, 3.9kg
スピントランク 54×35×24cm, 2.7kg
Posted at 2016/04/21 22:05:33 | |
トラックバック(0) |
ファッション | 日記