スピーカー選びの備忘録。
今のセレッションが修理できることがベストですが、時間の問題と言われたエッジは写真の状態。買ったのは娘が生まれた頃だから27年ものです。
買い替えるならば、同じように聴き疲れしない大人の音質で(イギリス系?)、より小さく良質な木目のエンクロージャーであることが条件。
けれども、能率(出力音圧レベル)が低いスピーカーなので、アンプとの相性を診る上では、インピーダンスや周波数特性なんかもチェックした方がいいのかな?文系はこういう数字がピンと来ない…。恥
◼︎セレッションSL6s
・外形寸法 H376×W200×D268、8.4kg
・周波数特性 75-20KHz
・クロスオーバー周波数 2.8KHz
・出力音圧レベル 84db
・インピーダンス 8Ω
・最大許容入力 200w
・ウーファー 15cmコーン
・ツィーター 3.5cmドーム
因みに、オーラノートはインピーダンス8Ω、最大出力125w、周波数特性20-25KHzだから、たまたま合ってますかね。で、聴き比べはできていませんが(違う店でそれぞれ聴いた筈)、小型イギリス系スピーカーで気になるのは以下の2つ。いずれも密閉型2ウェイスピーカー現行機種だし、元はBBCモニターで箱を鳴らすタイプだから、ざっくり言えば同じ系統と思われ。でも、何故かこの2つを比較試聴したものは少ない。
◼︎Harbeth HL -P3ESR
・外形寸法 H306×W189×D185、6.3kg
・周波数特性 75-20KHz
・クロスオーバー周波数 3.8KHz
・出力音圧レベル 83.5db
・インピーダンス 6Ω
・最大許容入力 50w
・ウーファー11cmコーン
・ツィーター1.9cmドーム
◼︎SPENDOR S3/5R2
・外形寸法 H305×W165×D190、4.6kg
・周波数特性 60-20KHz
・クロスオーバー周波数 5KHz
・出力音圧レベル 84db
・インピーダンス 8Ω
・最大許容入力 100w
・ウーファー14cmコーン
・ツィーター2.2cmドーム
うーむ、スペックから想像できるのは、スペンドールの方がより小さい箱をより大きなウーファーで鳴らし、より低音から拾って点音源を実現する職人派?逆にハーベスは中音域の繊細な音響を緻密な設計で再現する頭脳派?聴き比べて違いがわかる自信は全くありませんが、アプローチの違いは面白いなぁ。自転車で言えば、同じ鉄フレームで同じツーリング車を目指していても、パイプの材質、肉厚や溶接の仕方が違うようなもので、アンプが乗り手に当たりますね。笑
でも、一番気になるのはインピーダンスの違い。周波数特性なんかは実際に聴いて気にいる方を優先すれば良いけど、電気特性に逆らえば負荷がかかるでしょうから、受け側のスピーカーのインピーダンスがアンプより小さいのは禁じ手ということでいいのかな?
Posted at 2015/09/03 22:22:09 | |
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