
昨晩Suzさんから(直後にティオさんからも)それらしきサドルがサイトにアップされていると教えていただき、サドルの特徴あるガリ傷に加え、シートポストも続き番号で同じ店に出ているのを見つけ、確信しました。
てっきり出てこないものと思っていただけに、これにはザワッとしました。早速朝イチで店に2品の取り置きを電話でお願いし、仕事を終えて7時前に警察署へGO ! きちんと被害届を出すためです。
警棒を持って入口で仁王立ちしている警官に自転車の被害届を出したいと伝えると、5階の刑事課へどうぞと。ケ、ケ、刑事課!見渡せば鑑識やら暴力団対策やら銃器やら、ものものしい言葉があちこちに。自転車の盗難もココで扱うのかぁ。なんだか申し訳ない気分。
というのも、夜なのでフロアは少数の宿直者が忙しく働いており、結局、銃器麻薬担当のK氏がいま盗難担当がいないのですみませんと言いながら調書を取ってくれました。
シリアルナンバーがあるわけではないので、以前撮影したガリ傷の写真(上のサドルウエッジ購入時のもの)を見せたところ、100%盗難品と同じと特定できるわけではないとしつつも、こちらの言い分をきちんと聞いてもらいました。サドル、シートポスト、サドルバッグ、六角レンチ…。K氏は聞いたことがない言葉を(メーカー名や商品名、材質名も含め)何度も確認しながらメモを取り、PCで書式に打ち込んでくれました。
途中から水野美紀似のやはり担当外の女性が店の写真と私のブログ写真を確認しながら店に連絡してくれ、私が取り置きしたものを警察が後日押収するので保管するよう伝えてくれたようです。店には突然警察から電話が来て驚かせてしまいましたが、店長不在につき店員にできることも限られているようでした。
今日のところは被害届を受理してもらうところまでとはいえ、都合2時間以上かかりました。店長が戻ってきてから正式に捜査が始まるわけですが、犯人については刑法に、店と私の間は民法と古物営業法に照らして然るべき措置がとられます。捜査期間中は品物は手がかりとして押収されるため、犯人が捕まるまでは戻ってきません。そっかー、指紋とかDNAとか。自転車を持ってきてもらうこともある、と。
捜査が終了すると一旦店に戻されることになるそうです。私は無償返還を求めることはできても約束されるわけではない、というのも、犯人が店に売ったとは限らないから、と。ふーむ。
以上の説明の上で本当に被害届を出しますかと意思確認されましたが、一度は諦めたことだから、ここは犯人逮捕を優先することにしました。その後のことは店との交渉ですね。何れにせよ、2年半ほど育てたサドルがいつか戻ってくる可能性がぐっと高まったのですから、Suzさんを初め見守ってくださる皆さんに感謝であります。同時に、他のサドル探しにソワソワすることも無くなりました。ふぅー。
Posted at 2015/01/23 23:43:00 | |
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自転車 | 日記