日曜はカングーのLEDヘッドライトを交換しにRVランドconceptに行き、その足で孫の所へ。その間のささやかなプライベートタイムの備忘録。(^^)
RVランドを出てこの辺りでランチとなると、インディー28のカレーかな?とGoogle Mapを見ると、未訪のとんかつ屋があった。場所は流鉄鰭ヶ崎駅のすぐ近く。クルマは停めにくそうだけど、行ってみるか。
先払い式コインパーキングは2時間まで200円を自分で選択。この辺りに散見する無人野菜直売所と同じ方式。(^^)
人通りのない路地にあるので開店しているか不安な感じだけど、地元の人と思しき先客が2名。
昔の親戚の家に来たみたいな、何処に座ればいいか一瞬たじろぐ店内だけど、先客と話し込んでいた優しげな老夫婦に招かれて着席。
上とんかつ定食1000円を注文するつもりだったけど、なんだか一見さんのマナーに反する気がして、上カツ丼700円を注文。
ペットボトルのアイスコーヒーも好きなだけ飲んでね、と一杯目を渡される感じも親戚の家みたい。
上カツ丼はTHEを冠したくなる美味さだし、サラダにはポテサラ、味噌汁には茄子と揚げが入り、更にはよくわからないお菓子まで添えられている心配り。うむ、これは遠慮なく座敷に上がって、食後に昼寝するのが正しい振る舞いでしたね。ごちそうさまでした。
食事中、先客2名と老夫婦の会話が再開されたので、聞くともなしに聞いていると…。
客1「この辺はよう、金はないけど食べものには困らなかったな。」
客2「むかし東京から上流なご婦人が疎開して来て、食材を分けて欲しいと金を払おうとしてたけど、俺たちは金もらっても使いようがなかったしな。笑」
客1「そういや、あの家はよう、13文の嫁もらってな。」
老婆「13文って足のサイズ?」
客2「麦踏みにいいってな。笑」
客1「俺なんか、ともんはん(十文半)だからよ。笑」
いやぁ、聞こえてくる会話まで、親戚の家みたいで、自分が若造に戻った気がしました。(^^)
※文(もん)は足のサイズを測る江戸時代の単位。一文は約2.4cmだから、13文って31.2cm⁉️
さて、夏風邪で寝ている娘の所へ孫の顔を見に行くか。
ここからは常盤台経由でほぼ真っ直ぐ本八幡に行けるわけですが、途中梨街道と呼ばれる高塚新田辺りを通るから、梨を土産にするか。
特に決まった店があるわけじゃないから、テキトーにクルマが停めやすい直売所へ。
立派な梨農家。
「自宅用だと豊水がもう売り切れたから、あきづき6個1500円しかないけど?土産用の豊水を2個おまけするから、ごめんね。」
あきづきは、豊水と新高と幸水を掛け合わせた新品種で、確かに三種のいいとこ取りの美味しさでありました。幸水のシャリシャリした歯触り、豊水の酸味と水分、新高の甘み。
梨を食べ比べたことはないけど、せっかく名産地が近いのだから、昔懐かしい20世紀なんかも食べてみたくなった、そんな日曜日の午後でありました。
Posted at 2018/09/07 08:41:51 | |
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