沼田まで早めの紅葉狩りに行こうか、いや遠過ぎるから筑波山で烏瓜を探すくらいにしよう、などと言いながら常磐道を走るうちに、鹿島神宮や佐原以外はあまり知らない霞ヶ浦を訪れてみることになった土曜日。
茨城なら常陸蕎麦かな?と期待していたら、カミさんがGoogleマップで見つけたのは、蓮根カツ丼を出す蕎麦屋?定食屋?
久しぶりにがっつり食べる気がする蓮根は歯触りもよく、さすがは蓮根生産量日本一の土地ですね。蓮根勝丼はケンミンショーでも紹介された名物だそうですが、火事で厨房リフォーム中らしく、蓮根粉を混ぜた蕎麦を食べられなかったのは残念。
11月から始まるという蓮根グルメフェアに参加する店としては、東京からわざわざ来てくれて嬉しいと、手作りの米菓子をもらいました。(^^)
さて、目当ての霞ヶ浦を何処からどう観ればよいのか予備情報もなく走り始めると、ナビ上に漁港の文字を見つけたので立ち寄ってみました。
湖岸遊歩道や水上バイク練習場はあっても、霞ヶ浦という自然資源をまだまだ活用できているとは言いがたいですね。もったいなーい。
追記)帰宅して調べると、最後の写真は鹿島海軍航空隊基地跡にある水上飛行機発着地でした。発着するところを見てみたかった〜。
霞ヶ浦を一望できるようなテラスとかカフェとか無いのかな?と探したカミさんが見つけたのは、富士見塚古墳公園。
でも、そこまで霞ヶ浦を半周することになり、約1時間かけてたどり着いた時はもう夕暮れが迫っていました。
古墳は上まで登れるよう階段が据えられ、きれいに整備されていましたが、あまり知られていないのか、他のお客さんは1組のみで、これももったいなーい。
霞ヶ浦大橋の先に見つけた道の駅たまつくりにも足を伸ばして、夕景の続きを楽しみました。
空と湖面のブルーに挟まれて見える筑波山がいいですね。
追記)
帰宅してwikiを確認すると、
「『常陸国風土記』の行方郡の条にある「香澄(かすみ)の里」に由来すると言われる。大足日子(景行天皇)が付き随う臣下に「海には、すなわち青い波が漂っており、陸には、これまた、赤色の霞がたなびいている。国がその中にあると私の目にはみえる。」と言ったことは語源の1つだとされる」
とあり、この夕景は古代のままとも言えますね。
道の駅では大好きな茨城の干し芋を見つけられなかったので、おしゃれな焼き芋屋さんへ。
冷蔵の焼き芋はそのまま食べても美味く、茨城は干し芋だけじゃなくさつまいもの食べ方が上手いなぁと。(^^)
霞ヶ浦湖畔は、蓮根畑の広さに驚きつつも、日常風景に溶け込んでいるせいか、他所者がわかりやすいビュースポットがあるわけでもなく…。
また、半周を往復するだけで100km、2時間かかるほど広いので(周囲長は250kmで、235kmの琵琶湖よりも長い!)、もう少し目当ての場所を絞って行かないと日帰りでは時間が足りませんね。
筑波山辺りの温泉につかる時間もなく、家路を急ぎましたとさ。
Posted at 2021/10/31 17:21:22 | |
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