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イイね!
2014年12月01日

復帰します

復帰します 時代がゴロンゴロン動いていて、今まで通りじゃままならない。変わらなくちゃ、変えなくちゃと空回りしていたら、変わりたくない逃げ切りたい人々に足をすくわれちゃった。本当に善人を装った鉄面皮が徒党を組むとこんなことをするんだ。お人好しもほどが過ぎたと我ながら笑う他はないが、まあ勝負は下駄を履くまで分かりません。

もう日本中取り繕っていたボロが次から次へと薄皮を剥ぐように露になって、何を信じればいいのか分からなくなってきている。根っこから見つめ直すと、あらまそんなことになってたんだ。この歳になって驚くことばかり。結局自分の中にある正義を信じて、世の常識はとりあえず疑ってかかるぐらいが丁度いい。

まあ愚痴は本家blog 『DRIVING JOURNAL』 http://driving-journal.blogspot.jp/ でやりましょう。徒党を組んでムラビトになりたがる厚顔無恥を徒に刺激してもつまらない。

もう先々週になってしまいますがLAautoshowに行ってきました。去年は、国際感覚に"優れた"日本自動車工業会"の見事な自意識で毎年開催のLAショーとバッティングさせて平然と前回を上回る観客動員を!!なんて、ね。LAもタイトルにinternationalが付かないtier2クラスですが、同じく長い歴史のなかで一度も国際の冠が付いたことがない東京に比べたら遥かにインターナショナルな雰囲気に満ちている。

日本メーカーも軽自動車とミニバンで現実にキリキリ舞いということもなく、真っ当にフェアな米国市場を向いて米欧亜のライバルと鎬を削る真剣勝負を演じている。ACURAやSCIONなど日本には展開されないモデルも多く、日本に居てメーカー国内広報からの情報だけでは日本メーカーを知ることはできない、という現実がある。

自動車産業は押し並べてグローバル化しているのに、すでに国境が意味をなくした情報空間で生きるメディアが日本語の壁に守られてのうのうとしている。

基本的にバイリンガルではなく、英語で取材するスキルを持たない僕などは、日本語の翻訳文化では絶対に辿り着けないあれとこれとそれに常に直面し、毎回悶絶しながら所詮蟻の目と己を慰めている。メーカーはクルマという『モノ』で勝負できるが、メディアは相互に理解できる言葉を持たないと仕事にならない。

翻訳や通訳を介していたら、自分の知りたいことに迫れない。そもそも質問する能力がない人が英語を身につけても意味はないのだが、果たして我が同業で余人を介さずに取材対象に丁々発止で食い込める人材はどれだけいるか。まあ、できない僕が言うのも何だが。

今回はマツダが存在感を示してね。CX-3のワールドプレミアに、CX-5とマツダ6(アテンザ)で明らかにされた3年アップグレードシステムの公表、NDロードスターの北米モーターショーデビューと盛りだくさん。

トヨタもFCV『ミライ』を東京での正式発表の翌日のタイミングとなるプレスデイ初日にバッチリと展示。目下のグローバル市場におけるライバルVWもそれに合わせてゴルフ・ヴァリアントのFCV・HYMOTIONを俄か仕立てでぶつけてきたり。

デトロイトスリーの環境よりお客の喜ぶハイパフォーマンスという、シェール革命でガソリン価格が落ち着いた状況を受けた現金なプレゼンテーションに世界は本当に一色じゃないモザイクだなと納得。

4月の北京でインフィニティQ50Eau Rougeに対する僕の質問に笑顔で応えていたヨハン・ダ・ネイスンが、オールージュと真っ向バッティングするキャディラックのATS-Vを、もう何年も前からここのCEOやってます……的なノリで堂々とプレゼンを仕切っている。

メルセデスのマイバッハをSクラスに編入する荒技やらポルシェ911のGTSはやっぱLA だよね、なんていうのもあって、なんか賑々しい。

NDロードスターの新たな真相に迫る取材の結果はdriverをお楽しみに!というアザトイ手口で済まん。白ではなくてセラミック系の灰色というこの色はいいね。赤がちょっと食傷ぎみという人だけでなく、地味派手好みの大人は要チェックだね。

とまあ、ごちゃごちゃですが、こういうStarting overもあり、ということで。最後11月20日売りのdriverで見開きドンッで使われた写真をご覧ください。撮影は小見哲彦カメラマン。ナルちゃんですいません。僕のお気に入りのワンショットです。


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Posted at 2014/12/02 02:57:26

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この記事へのコメント

2014年12月3日 3:23
なるほどと思う事が多いです。
一素人が擁護しても意味ないので、批判?的にコメント。

同じことを多くの人が言っても意味がないとありますが、ある意味トレンドをつくる意味では多くの人が言うから価値があるのだと、でてくるのだと思います。
例えばマツダが躍進していますが、
こんなすごいエンジンだ!
デザインもいい!
色もきれい!
とみんなが言うことは悪くないと思います。そこを「いやいや・・・大したことない」とか書かれると、嫌な感じを覚えます。あえて勢いがあり、みんなが注目していることに対して完璧ではないという理由で批判されても、なんだか白けます。

みんなが振り返る。みんながわくわくする。
「デミオが出たけどこんなに早くCX-3を出していいのか?あっでもCX-5もマイチェンするんだ!すこしデザインが変わるんだな。」
なんだか楽しいです。

でも記事にもございましたが、ロードスターについてはなんだか正直イライラしています。
これは自分だけでなく多くのロードスター現オーナーが思っていることだとおもいます。自分はNBオーナーです。
以前は『平成25年1月に発表』ということでした。それが今年秋の発表。販売は来年から。スペックも重さすら分からない。これで1tきれてなかったらどうするのかと。発表の遅れに、正直辟易してしまいました。

だけどマツダの人達は「αとの提携はいいことばかり」
発表時期を遅らせなければいけなったのならば、いいことばかりどころかいいことは一つもない。
一つは、単純に現オーナーをいらいらさせていること。もうひとつは、「今はこれだけしかできない!」という制限の元で作ってこそロードスターは価値があるのだと思います。別に順風満帆でもいいと思いますが、提携って・・・。そしてスカイアクティブ黎明期に出すべきだった。
スカイアクティブ大当たりのあとに出したって・・・う~ん・・・てな感じです。だから逆にあたるかどうかわからないなかで出せばよかったのだと思ってしまいます。

いずれにしても早く出していれば、こんな風に思わなかったでしょう。これ以上情報引っ張られても、(呆れて)ため息しかでないので、自分はアクセラを買うことにします。

それにしても惜しいですよ。発表がもっと早ければ
「つぎどんなロドかな?」「これもいいけど思いきって買い替えようかな?」とドライブしながら妄想できていたはずです。楽しい車で楽しい妄想。そんな贅沢なことはなかったなずですよ。まったく
コメントへの返答
2014年12月4日 0:18
コメントありがとうございます。

意見は人それぞれいろいろあってあたりまえ。その前提に立って議論を戦わす中から次のステップが見えてくる。

多数派が正しいとは限らない。皆んなで渡れば怖くない、で全滅は避けたいと思います。

それぞれで考えて意見を持つのがいいなあ。
2014年12月3日 11:19
お久しぶりです~(°▽°)

体もシュっとしてるしきまってますねぇ~♪

車とは関係のないコメントでした
(^^;
コメントへの返答
2014年12月4日 0:08
ありがとー!やる気出るぅ〜(^ー^)ノ

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「撤収!! http://cvw.jp/b/286692/42651196/
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