2009年04月18日
2年ぶり3度目の上海。最初はF1、その後が前回のautoChina Shanghaiで、今回はもちろん上海オートショーの取材です。
渡航前のバタバタはいつもの如く。13日(月曜日)にNYから戻った後は、どうにも身体に力が入らず、翌日の箱根(VWゴルフ)、翌々日のFSW(トヨタ・ウィッシュ/マジェスタ)、17日の房総半島(カービューの突発オーダータイヤ取材)とスケジュールをふらふらとこなすのみ。
ブログアップのネタにはまったく困らない状態(そういえばNYの話も中途半端になっちゃいました)でしたが、このところ執筆の意欲が減退気味でした。そんなこんなで締め切り対応にも身が入らず、結局出発直前の朝まで起きていました。
今回は生れて初めての羽田からの渡航。海外初体験の1980年はもう成田が開業していたからね。ANAの上海・虹橋空港行きがあるというので、それを試してみようと思ったわけです。
宿はいつものpriorityclubで、こんなに安いなら言うことはないというホリデーインのShanghai Jinqiaoをオンライン予約しておいた。web上の地図では浦東の上海タワーの近くと絶好の位置です。
虹橋空港は、新しくて巨大な浦東空港とは違って、なんとなくイメージ通りの中国という感じ(抽象的な言い方ですが)。半分以上は国内線で、人の行き来も中国らしい雑踏の雰囲気。タクシー乗り場は長蛇の列でした。
構内整理の係も運転手も(英語は駄目みたい)な雰囲気。ままよとリモアをごろごろ引きながら順番のタクシーに近づくと、やはり運チャンは中国語一点張り。コピーしてきた宿の情報は英語の記述しかない。構内係との即席鳩首会談?の結果、なんとなく読めたかも(?)のレベルでレッツゴーとなった。
世界中でも例のない圧倒的なスケール感のビル群を縫って高架道路を行くと、見覚えのある上海タワーと浦東の眺め。WEBで確かめていた地図&写真では、あの辺りだ。と、思っているのに運チャンはずんずん先に進んで、ハイッ着いたよ。
ちゃうで、これ。ホリデーインPUDOUNGぢゃん。俺のはこっちと歩み寄ったホテルのベルボーイにコピーを見せると、「ここじゃないよ」。知ってるって、さっき通って来たところだろ?
中国語の彼らの会話を緊張しながら、しかしぼんやりするしかない…という感じで見ていると、運チャン納得した様子(だって、お前プートンって言ったぢゃん…みないなことボヤキながら)。(いやいや、俺がWEBの案内で見たのがプートン:浦東だったんよ)。
どんどん増えて行く料金メーターにイライラしながら再び走りだした。と、思っているのとはまったく違う方向に進んで行く。ちょい待ち、違うだろう?もう完全に勢いで言うと(当然日本語)、クルマを止めて運チャン「だって、ジンジャオだろ?」。ジューフェン(JUFENG)ロードって書いてあるゾと俺が言うと、「そうだろ、ならこっちでいいんだよ!!」もう、どうにでなれである。
結局、WEBの地図にあった場所は誤報で、運チャンがずんずん走った先に予約してあったホテルはあった。もう「やられた」って感じ。レセプションでメンバーズカードを見せると、確かに予約の宿だった。こんなに外れのロケーションかよ。
ホテルは新しく、部屋も十分広く清潔で快適だが、上海の中心街からはかなり外れている。ショー会場まで地下鉄で10分ほどということで予約したはずなのに、タクシーで50元ぐらいだろうという。
ああ、虹橋空港からここまで迷った分も含めて100元ぽっきり。為替が1元=16.5円なので、数十㎞走って1650円は安い……ということになりますか。でもね、地下鉄でやって来れば2元で済むわけです(地下鉄で来たら、完全に迷子でしたが)。
周囲はアパートだらけの住宅街。浦東新区とあらためて英文コピーのアドレスを見ると書いてあった。
空腹を覚えたので、とりあえず周辺探索。すぐとなりにカルフールがあったのは不幸中の幸いですなあ。ファストフードの中華とKFCはあるし、カルフールの中はこれなら飢え死にしないと確信できる充実ぶり。カールスバーグ350ml×6、ヴォルビック500ml×6、バナナ8本、カップ麺×2、中華まん×2、調理済み焼きそば…ひっくるめて104元。
しかし、先週来の疲れが抜けず、そのまま沈没。気がついたらもう朝だった。
これからショー会場に行ってプレスクレデンシャルを受け取りに行くつもり。原稿が残っているのでノンビリしてはいられません。
つづく……かな?
Posted at 2009/04/19 11:43:47 | |
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