• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

伏木悦郎のブログ一覧

2008年12月25日 イイね!

finale 2008

finale 2008今年最後の報道新車発表会ということなので、walkingで身体をほぐしてから出掛けることにした。






トヨタ・パッソ-セッテ/ダイハツ・ブーン-ルミナス。ダイハツが開発/生産を担当し、トヨタにOEM供給する。

中身はパッソ/ブーンをストレッチして、3列シートの7人乗りミニバンとするというもの。セッテはイタリア語の7。まんまのネーミングですなあ。

実は、事前に情報を仕入れていなかったので、こういう仕立てのクルマという予断はまったくなし。

だからということもないのですが、本当にトヨタ(やその他国内メーカーも)は、秋口以降の金融危機について、ついこの間まで切羽詰まっていなかったのだと思いました。

コンパクトなマルチピーブルムーバーは、冷えきった国内市場をなんとかしようという内向きの対応としてはまったく正しい。

リーマンショック以降のアメリカに始まる急転直下さえなければ、さすがにトヨタは小さな隙間も見逃さない。またまたポイントを稼いでいたかもしれません。

しかし、国内だけに焦点を当てた商品企画が、ボクにはなんだかピンぼけに感じられた。

世界一を垣間見たトヨタは、自らの拡大路線に何の疑問を抱くことなく、粛々と方針通り事を進めていた。

自身に決定的な過失はなく、各極市場での商品ラインアップにも齟齬はない。ところが、アメリカのマーケットだけが崩落のように様変わりした。それに引きずられるように、あっと言う間に世界中がどぉ~んと沈んだ。

こういう場合、上手く行っていたことが徒になる。川の流れが太く強いほど、それがせき止められた時の停滞と混乱は行って来いの倍で効く。

このまま突っ走るわけには行かず、かといって撤収もままならない。初めて直面する状況。我々はただただ固唾を呑んで見守るだけなのだろうか。

ちょっと余裕をこきすぎて、5、10日であることを忘れ、東京の南西のハズレから北東の会場までの移動にてこずり、プレコンには間に合わなかった。

でも、せっかく来たのだからと、第三部として組まれていた「パッソセッテ 東京コレクション参加発表会」を見て行くことにした。

パッソセッテのCFに登場する7人のモデルさんと、森三中の村上知子と細川茂樹が出演するトークショーそのものは、まあ退屈だった。

けれど、綺麗なモデルをファッションショーの演出で間近に見るのはやっぱいいね。良い目の保養になりました。彼女達は主婦でママで中には妊婦もいるという今どき風(?)の陣容。まあ、今年はこんな軽いノリで終るのかな…と。
Posted at 2008/12/26 00:47:49 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2008年12月21日 イイね!

年の瀬

年の瀬今年もあと10日になりました。

この数年間は、時代の大きな変わり目であると考えていました。それに対応する意識はあったのですが、具体的な手立てを見つけることができず、要するに本業を地道にやる以外にサバイバルする方法はない。あまり面白みのない結論に至りました。

化石燃料を基本に置きながら、無限の成長を信じる。近代西欧が産み出した20世紀型のコンセプトは行き詰まりの段階を過ぎ、終焉を迎えたようです。

石油エネルギーの多消費によって得られるスピードを高性能の基本に据えて、そのピークを競う価値観も、目前に迫った問題の解決のために改める必要がありそうです。

商業マスコミのスタイルを取らざるを得ないメディアも、本質を語らないと存在が危ぶまれるところに来たような気がします。

従来価値観の延命は、そのまま次代への転換を遅らせる。なんだかとても面倒くさいけれど、革命的に物事を変化させないと、間に合わない。そんな気分があります。

9月のリーマンショックによって顕在化した金融バブルの崩壊に伴う混乱は、問題点が明確になったという意味で心落ち着かせることができました。

とてつもなく大きい地殻変動のようですが、原因が分らない状態よりは、ずっと対処しやすい。要するにこれ以上豊かになることを考えることよりも、すでに獲得している豊かさをいかに実感することができる社会にするか。個別の格差の話をするとややこしくなるので、あくまでも社会ですね。

クルマのあり方、価値観、商品性……あらゆるものが、急速に変化変質して行くような予感があります。まだまだ隠された事実があって、それが急浮上することで急転回が訪れる。

こういう気分で生きていると、なかなか現実的な成功は覚束ないですね。おかげで、今年一年はサバイバルに自信を失いかけるほど低調のまま過ぎました。もう随分前に底を打ったので、あとはシコシコ前進あるのみです。
Posted at 2008/12/22 02:50:39 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2008年12月21日 イイね!

Badaling(八達嶺)

Badaling(八達嶺)今年もっとも印象に残っている旅の一コマを。俺の場合、徒党を組むのが苦手で、つい単独行動が多くなりがち。よって、普通の旅行がアドベンチャーになることが多いのですが、今年の一番は北京でした。




4月の北京オートショーの取材旅行最終日。地下鉄2号線の阜成門(ふーちょんめん)駅近くのホリデーインで、早朝帰国するcarview動画班(といっても二人ですが)を見送りに6時半にロビー。気をつけて…ということで別れて、さあどうするか。

フライトは15時30分。12時半にホテルを出れば間に合う計算だ。よしっ!万里の長城に行こう。ガイドブックによれば、地下鉄で三つ目の積水潭(じーしゅいたん)駅に行き、最寄りの徳勝門バスターミナルで『空調豪華快車』に乗って約1時間とあった。

駅名とバスターミナルの名前だけをメモして、旅装一式をホテルの部屋に置いて出掛けた。バスターミナルは簡単には見つからなかったが、運良く英語が話せる女学生と出会い事なきを得た。そこにいたバスに乗ると、出発15分前。楽々座れたが、発車時刻には立ち席もでる満員状態。俺以外は全員中国人だった。

バスは約70分で万里の長城の見物の名所、八達嶺バスターミナルに着いた。時刻は9時少し前。余裕を見て10時にはここに戻ってくることに決めた。強い風か吹いて猛烈に寒かったけれど、八達嶺で見るGREAT WALLは壮観だった。

雰囲気を味わったところでいそいそバスの発着所に戻る……と、なんだか様子がおかしい。北京行きのバスが見当たらない。ちょうど到着した先ほどと同じバスの運転手に身振り手振りで聞くと、俺の腕時計の12時を指さす。次のバスの運転手も同じ反応。もう真っ青。

考えてみれば、万里の長城は行けば軽く半日以上は時間が潰れる観光名所。「万里の長城は、日本人は見る所と思うが、中国人は登る所だと考えている」午前中に北京に戻るバスを出しても乗る人はいない。

そんなことガイドブックには書いてなかったぞ。後の祭りだが、そこでバスの運ちゃん、むこうにいる怪しげなオッサンを招き寄せた。白タクだった。ポッケには虎の子の500元しかない……のを見透かしたように、500元寄越せという。

往路は地下鉄2元(約30円)とバス12元(約180円)の計210円ほど。これに八達嶺入場料45元(約675円)が掛かっただけである。北京のホテルから空港までの100元は何としても死守したい(というほどでもないが)、ということで値引き交渉。これに乗らないと帰れないという弱気が邪魔をして、400元って言っちゃった。

やれやれということで、「急いどくれッ!」多少英語と日本語を話す白タクおやじをせっついた。北京から60㎞も離れたところで張ってるとは。たまには俺みたいなカモがいるようだ。

しかし、400元は彼らの月収に迫るはず。完全にやられた……と悔やんでいると、来た道の途中で『戻れ』工事を管理する公安が立ちはだかった。

下ってきた八達嶺パーキング付近からここまでは数珠つなぎの渋滞だったぞ。仕方なしに戻ると、ぴくりとも動かなくなった。痺れを切らして反対車線を強引に行くクルマ多数。

原因は峠付近の長城をくり抜くトンネルが1車線しかなかったから。そんなアホな…である。ドキドキさせられたけれど、なんとか小一時間でクリア。高速道路に乗ったら12時少し前にホテルに戻ることができた。

その前日には、同業者がツアーを予約して連れ立って八達嶺などを巡ったらしいが、果たして彼らはこういう生々しい体験を積んだであろうか。好きこのんでするものではないけれど……。






Posted at 2008/12/22 02:10:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2008年12月19日 イイね!

きのした 六本木

きのした 六本木昨夜18日のことですが、籍だけはかれこれ20年くらい経ったと思う日本自動車ジャーナリスト協会の年末懇親会に出席。お開きの後、まだ早かったので六本木のきのしたへ。

先月紹介した長崎きのしたのまあ東京店である。ここの長崎料理はチャンポン、皿うどん、五島うどんに五島牛……などどれをとっても旨いのだか、冬場の絶品は有明海の岩牡蠣。東京ではここだけでしか味わえないという、漁師直送の天然超レアものだ。

牡蠣というとひとつひとつ独立した貝を想像するかもしれないが、ここの岩牡蠣はひとつの塊に何個も群生している変わり種。ただ塩蒸ししただけの素材を楽しむ料理だが、これが牡蠣好きなら何度も通いたくなる代物なのである。

ぐるなびに出ているので、興味を持たれた方は是非。岩牡蠣は予約した方が間違いがないです。
Posted at 2008/12/22 02:32:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2008年12月18日 イイね!

commemorative

commemorative2008.AJAJ年末懇親会@ホテルオークラ

こういう時に、照れが写るようでは修行が足りないな。我ながら老けて見えるのは、両手の花が若いせい(?)。まだまだですなあ。反省
Posted at 2008/12/26 11:22:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

プロフィール

「撤収!! http://cvw.jp/b/286692/42651196/
何シテル?   03/24 18:25
運転免許取得は1970年4月。レースデビューは1975年10月富士スピードウェイ。ジャーナリスト(フリーライター)専業は1978年9月から。クルマ歴は45年目、...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2008/12 >>

  12 345 6
7 89 10111213
14 151617 18 1920
21222324 25 26 27
2829 3031   

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

64回目の終戦記念日 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/08/15 15:36:17
水素でいいと思う 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/02/16 08:18:46
変わるかな。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/01/01 22:53:46

愛車一覧

トヨタ プリウス トヨタ プリウス
しばらく耐える秋なのだ。
その他 その他 その他 その他
2009年3月3、4日に行われた第79回ジュネーブショーの画像です。

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation