
よほど疲れていたのだろうなあ。
ぐっすり8時間以上眠った。何時に寝入ったかは覚えていない。それでも午前中はエンジンが掛からず、昼前に意を決してモーターショー会場にプレスパスを受け取りに出掛けた。
都心から離れた新興住宅街に閉じ込められた……そんな被害妄想も動いてみれば何のことはない。エレベーターホールから外を見ると電車走ってるじゃん。歩ける距離に地下鉄6号線の巨峰路(JUFENG ROAD)駅はあった。
切符は自動販売機で買うのだが、まるで勝手が分からない。前回は上海駅からショー会場のあるヨンヤン(当用漢字にないので変換できない)路駅まで難なくキップを手に入れたはずなのになあ。傍らの人に聞こうにも、中国語は喋れません。
見よう見まねでもなく、とにかくタッチパネルにチャレンジ……と、案外簡単で、行く先のヨンヤン路がある2号線を選び、その駅名をタッチするだけ。何となく駅名と地下鉄路線図が頭に残っていてやれやれである。
昨日虹橋空港から浦東まで2元だろう…って書いたけど、巨峰路からヨンヤン路まで4元。前回の記憶は薄れていて怪しい。2元は北京のものだった。あそこは全線共通でどこまで行っても2元だった。
上海は発展著しい分、物価も高めということなのだろう。ま、初乗り65円を高いとは、よう言いませんが。距離に応じて料金は上がる仕組みであるようだ。
地下鉄6号線は本当に新興住宅地のためにできたような新線で、駅も電車も真新しい。9つめの世紀大道駅で2号線に乗り換えて4つめがヨンヤン路。
降りて地上に出ると、随分景色が変わっていた。乗車時間は約30分。前回の上海駅より近いかも?まあ、がっかりしたり、凹んだりすることもなかった、ということです。
リニアモーターカー駅と地下鉄の駅ビルはそのままだったけれど、ヨンヤン路は高架道路(多分都市高速?)の建設やら、周辺のビルの工事やらで様相が一変していた。
地下鉄駅からショー会場の上海新国際EXPOセンターまでは徒歩で10分足らず。その道のりの景色は、まさに高度経済成長期の日本という感じ。トンテンカントンテンカン…である。
プレスの受け付け窓口は前回とまったく同じ。事前にオンライン登録してあったので、2、3分ではいどうぞ。前回と違うのは、プラスチックのプレートが薄くなったことと、有効期限が明日20日のみということ。21日にも取材する場合は、またここに来てください。
どうやら、ダフ屋行為の横行に対する対策であるようだ。前回、取材が終わってゲートを出ると、すぐさまおっさんが寄ってきてそのパスを売れ売れとうるさいこと。なにしろ、プレスデイ用に民間用(?)のプレスパスを発行して、アベックやら子供連れが跋扈して邪魔でじゃまでだったからね。
まっすぐ帰って原稿を…とも思ったけれど、ちょっと南京路に寄って。世紀大道の先にある人民広場駅で降りて外に出ると、プレス受け付けの直前からパラついていた雨が本降りに。
仕方なしに駅構内で買いました、おばちゃんが売っている10元傘。柄と傘が折り畳み式のデザインはモダンだけれど、品質ははらほろひれはれなやつ。ある意味シュールなお土産になりそうである。
前々から気になっていた味千ラーメンを食い(九州のラーメン屋さんが中国で大チェーン店を展開している。最近その特集記事を何かで読んで気になってました。味? 意に反して麻辣らーめんを注文してしまい舌がしびれたけれど、悪くなかった。酷評を聞いていたので、やっぱり自分で食しないとね)、晩の食料を調達してご帰還。当地で開催されているF1の中継をナマで見て、おおっレッドブルのワンツーとひとり盛り上がり、いまこれを書いてます。
コメントを入れた動画をデジカメで撮ったんだけど、YOU TOBEにログインできないですねえ。ブロックされているのかな。よって、アップは帰国後ですね。
Posted at 2009/04/19 20:23:10 | |
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