CR-Zが真紅で登場するとはねぇ。米国ホンダの意向だとか。ちょっと違う感じがしました。
ということで、今はミネアポリス・セントポールのデルタ・スカイラウンジである。アメリカ中西部時間で15日午前9時10分。ニューアーク6時発のNWで3時間飛んで、1時間逆戻りでこの時刻。
昨日は、早朝にデトロイトダウンタウンのグリークカジノホテルをチェックアウトして、アメホンに借りたエレメントで一路空港。チェックインしてさあQWIKパーキングに返却だというところで、駐車券がない!!K君大騒ぎ。その前に俺もデルタのゴールドメダリオンカードを見失ってバタバタしたので、『何かの祟り?』
ここまでほとんど旅の詳細を記してこなかったので何のことやら?でしょうが、まあそれらについては追って書きます。グリークカジノホテルはとっても快適で(M社のSさんいろいろありがとう)、デトロイトにはこういうところもあったんだ……思いを新たにしたわけです。道中の印象を沢山積み残しているので、なんのことやら……でしょうね。
んで、まあなんとかなってデパーチャーまで2時間以上あるK君と握手でバイバイ。僕はニューアーク行きの機上の人になったわけです。今回も年明けから正式にDELTAとなったNWでフライトプランを練り、行くはNRTからSEAで太平洋を渡り、そこからはずっと米国内線を乗り継ぐことにした。ゴールドメダリオンを持っていると国内は空いていればファーストにアップグレードしてくれるからです。
今回のフライトプランは信じられない距離を信じられない価格で飛び、なおかつあわよくばファースト(日本のスーパーシートみたいなもんですが、気分と食事サービスの有る無しで決定的に快適さが違う)に乗って楽ちんしようという魂胆。ここまでシアトル~デトロイト、デトロイト~ニューアーク、ニューアーク~ミネアポリスまでは先頭シートに恵まれました。(本当はここからの長丁場が勝負所なんですが、ちょっと無理みたい)
何でそんな大変な思いをしてまで……と思われるかもしれません。こういうすべての手配を自分でする(今回の宿とレンタカー→これから借りるはすべてhotwire=英語だけのサイト=で予約。airはNWのオンライン予約)手作りの独り旅は大変だけど、生きている実感を得る機会が猛烈にあってやめられまへん。
デトロイトのNAIASではプレスカンファレンスの取材からインタビューから写真撮影から原稿書きと、良いホテルを手に入れてもほとんどホテルライフを満喫することなく、K君と24時間態勢で仕事に打ち込まざるを得なかった。
その上で、また酔狂な長旅というわけですが、僕はからだ(身体)を通して知り得ることに興味があります。実際に自分で動いてみて、そこから得られる実感でいろいろなことを表現したい。森羅万象が情報としてオンラインに蓄積された現代では、頭だけに情報を記憶してそれをアウトプットすることの意味はほとんどなくなりました。
自分のからだを通して知り得ることは、実は高が知れています。所詮蟻の目ですが、そのことを自覚している実感はPCでクリックして分った気になれる情報とは意味が違う。正しいかどうかではなくて、その人がどう思うかです。そういう様々な個性がそれぞれの立場で実感したことをベースに意見を闘わせて、より良い姿を模索する。それが本来あるべき姿だと、この歳になって痛感しているわけです。
言うまでもなく、クルマは人間の全身を運ぶツールです。首から上だけとの関わりとなるPCや、手足の延長線上だけに留まる道具と違って、クルマは全身機能の拡大装置としてある。僕がからだという言葉にこだわり、『からだとクルマ』というタイトルを本ブログに付けた理由というか意味がここにあります。
本来クルマは、人の自由意志に基づく移動を実現するためのツール。モビリティツールであるわけです。それを取材のための取材という感覚で、決まりきった箱庭のような空間で”評価”するということに非常な違和感を覚えます。
実はそう感じるようになって久しいのですが、その状態を変えようとするとこれが案外大変です。僕は批判されるのを承知で、自分流を心がけている。いろいろ波風の立つ言動をすることが多いという感想をもたれるかもしれませんが、動いているとこのままでは駄目だと心から思えるようになるのです。
今年も明けてから半月が経ちましたが、今旅の途中で思うのは世界はちゃんとなるようになる方向に動いていて、過去に囚われた人々を『置いてけ堀』にすることはほぼ確実という感触を得ています。少なくとも僕は、この変化には敏感でありたいと思っています。
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Posted at 2010/01/16 01:38:00 | |
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