• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

伏木悦郎のブログ一覧

2011年10月05日 イイね!

袖森通い

袖森通い一週間で2度もアクアラインを渡って袖ヶ浦フォレストレースウェイに通う。しばらくぶりの先週は所在地の記憶があやふやで、NAVI頼みで到着時間も読めずに早着して安心を優先したが、今日は天候が真逆の雨模様であることを除けば難は少なかった。

IAAでワールドプレミアされ、フルモデルチェンジなったBMW1シリーズが早々と上陸。30周年を迎えたBMWジャパンは、袖森の愛称が定着した東京から直近のレーストラックをベースに大々的なイベントを企画しているようで、その一貫として1シリーズのサーキットドライブを含む試乗会を催した。116iと120iスタイルを試したが、現存する最小FRとしては最右翼に位置づけられる完成度を確認した。現在、ちょっと追われる身なのでビジネスライクな記述に留まることをお許しねがいたい。"専門分野"の一台なので、追って詳細を報告します。

先週はマツダCX5のテスト。これもIAAフランクフルトで市販モデルがワールドプレミアされた一台だが、国内発売は来春の予定。このタイミングでプレス公開は異例だが、それだけ初のフルスペック採用となるMAZDA SKYACTIV TECHNOLOGYに対する期待と賭ける意気込みが大きいということだろう。現時点ではすでに明らかにされた欧州スペックのみの公表で、国内仕様に関する開示はなしということだったが、グローバル展開されるSKY-GとSKY-Dを試せたのは何よりだった。

昨年8月ベルリンでアテンザベースのTPV(Technology Prove-out Vehicle=技術検証車)でSKY-GとSKY-Dを試した記憶から、評価はトルクがガソリンの倍となる2.2ℓディーゼルに傾いている。2ℓのガソリンも悪くないが、SKY-Dと6速MTの組合せがもたらすスポーティな味わいは、コモンレールディーゼル以前のディーゼルしかしらない多くの日本人に古くて新しい技術として衝撃を与えるに違いないと思っている。いずれにしても今はちょっと手が離せない。CX5については少し腰を据えて述べたいところもあるので、ちょっとタンマ。しばし待たれよ。
Posted at 2011/10/06 02:54:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2011年10月04日 イイね!

テレパシーで読み取って

テレパシーで読み取ってこの山の麓のレーストラックに初めて足を踏み入れたのは1973年、御歳21の砌(みぎり)である。なぁ~んも知らず、考えず、直感的に"レースをやる!"と決めた。70年安保の嵐が去った後にもぐり込んだ神田のキャンパスに漂うのは覇気のない無気力の空気。暫し高校同級の仲間にくっついて音楽の真似事に身を投じた時期もあったけれど、俺はこれじゃないと見切りをつけ、せっかく入った大学もドロップアウトした。

あれから40年・・・綾小路きみまろではないが、なんとかかんとかここまでやってきた。初レースから36年、現コースで往時の面影を残すのは、長いホームストレートと第一コーナーの下り、100R立ち上がりからヘヤピンへのアプローチ~300Rまで。染みついた古い頭の記憶は深く厚く、蘇る断片的なコーナリングラインが現在のレイアウトにほとんど噛み合わないことに苛つく。

F1のためになされたアレンジは、こんなんじゃ富士の醍醐味は味わえない・・・僕のすぐ前の30度パンクフルコース世代に言わせれば、あの4.3㎞ショートコースはFISCOじゃないということになるのだろうが、for the time they are a-changin' 時代は変わるとBob Dylanは歌った。確かにそのとおりだが、こっちとしてもそうそう簡単に諦められるものか。

35年も前の話を蒸し返す気はさらさらないが、たったの1298㏄(ベースは1171㏄)OHVのちっぽけなFRクーペが圧倒的な存在感を持っていたのは間違いない。今やその13年後に現れたAE86カローラレビン/スプリンタートレノですら、四半世紀以上昔の伝説となっている。やはり語り継がないと、知ってる大人が言わないと、原体験を持たない子供は途方に暮れるだろう。ここはやっぱり老いぼれては駄目で、少しぐらい煙たがられても経験は語らないといけないようだ。

手を貸すことができないなら、新しい道を歩こうとしないで・・・若きデュランは歌ったが、50年近くを経た今はどう感じているのだろう。欲しいものがなかったら、作ればいいじゃん!! クルマはやばい存在になっちゃったけど、それがもたらしてくれるモビリティは自由を語る上で何ものにも替え難いことだと、クルマ離れでエクスキューズしている青年たちもそろそろ気がつく必要がありそうだ。

ことによると、もう一度往年の『GCマイナーツーリング』に近い雰囲気が味わえるかもしれない。何と言うのかな、そんなイメージが膨らむ思いを、今朝早起きして経験して来ました。これで楽しい還暦が迎えられたら言うことないなあ。
Posted at 2011/10/04 22:41:57 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

プロフィール

「撤収!! http://cvw.jp/b/286692/42651196/
何シテル?   03/24 18:25
運転免許取得は1970年4月。レースデビューは1975年10月富士スピードウェイ。ジャーナリスト(フリーライター)専業は1978年9月から。クルマ歴は45年目、...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2011/10 >>

      1
23 4 5678
91011121314 15
161718 192021 22
23242526272829
3031     

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

64回目の終戦記念日 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/08/15 15:36:17
水素でいいと思う 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/02/16 08:18:46
変わるかな。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/01/01 22:53:46

愛車一覧

トヨタ プリウス トヨタ プリウス
しばらく耐える秋なのだ。
その他 その他 その他 その他
2009年3月3、4日に行われた第79回ジュネーブショーの画像です。

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation