
4日前に東京に戻っている。3月31日(日)の定刻より少し遅れた17時前に成田に着き、京成~都営~京急で横浜青木橋の味奈登庵。同行のよっちゃんは生中にカツ丼と盛りそばのセット。当方はもりに天ぷらが急に心変わりしてカレー南蛮そば。純米千代むすび2合の肴には定番の牛スジ煮込みを選んだ。
実は先ほど書き上げたブログが突如凍って消えて、アッタマ来ている!!思い出しながら書き直そうとも思ったが、キレた頭に平静は戻りそうにない。
翌日の4月1日は昼前からXaCAR編集部。「えっ?まだ終らないの?」こんな連載いつまでも続いちゃいけないでしょう、心から思っているK親方との口論というか対談というかJo1編集長交えての鼎談というかの収録。
そうは言っても律儀に約束の11時に八丁堀に赴くと、いつもは先入りしている親方の姿が見えない。念のためと担当編集者が携帯を鳴らすと”まだ家にいる!”時間を間違えて記憶していたとか言っているらしい。得意のバイクですっ飛んで来い。遠い電話口に向かって叫ぶと、あらら本当に40分で到着である。
どんだけ飛ばして来たんや? であるが、親方案外まじめなのである。実はこの日は校了前日。先週は親方バンコック/ソウル、拙者ビッグアップルと東西に分かれて渡航することが判明したのが先週頭。ここしかなかったというタイミングだから、必死こいたのも当然だろう。
今回のお題はXaCAR本誌で特集する筑波バトルに関してのそれぞれの評価(?)。1975年の日産レーシングスクールで洗礼を受けてから無慮38年、1985年12月11日にFISCOでトヨタ・トムス85Cの取材テスト走行中に宙を舞い、2ヶ月入院の重傷を負って走り屋生命を終えるまで、筑波業界最速を以て任じていた。そんなことを知る人も認める人も少なくなったが、事実は厳然とデータとして残っている。
負けず嫌いの親方はあれこれもっともらしいことを言うが、28年前までの俺はギラギラの野獣系だったからね。あれがなければ全然違う人生だったと思うけれど、だからこそ今の俺がいるとも言える。人間万事塞翁が馬、でありますな。人後に落ちない貧乏を託っているが、手垢にまみれた同業には絶対に味わうことのできない面白い日々を過ごしている。まあ、どんなまとめになっているかJo1編集長のみぞ知るだが、拙者と親方のバトルに興味のお有りの方は是非書店にてお買い求めよろしくお願いします。
翌日から今日まで、なぁ~んかしっくりこない。ジェットラグか寄る年波か。3月はNRT~TPE~FRAとNRT~JFKというそれぞれ13時間超の長距離フライト2発をこなした。エコノミーで中3~4日は足を棒にの仕事はキツいぞ。体調管理を徹底させないと、イノチがアブない。

NYCマンハッタン最終の29日は、前回LAショー取材の帰路、マイル稼ぎで立ち寄ったNYCマンハッタンで知ったグレイラインの市内観光バスの使い勝手を再追認。同行の編集よっちゃんと彷徨った話を記したのだが、さっき消えちゃった。チャイナタウンで遅い昼食を取った店は大正解。シンプルなオーダーですが、充実してました。では、よっちゃん初のグルメリポートをどーぞ。
昼下がりのマンハッタンを満喫していると、グレイラインのツアーガイドから耳よりな情報。今日は金曜日、MoMA(ニューヨーク近代美術館)は午後4時から8時まで無料開放されるので、興味のある人は是非行こう!!グレイラインは指定停留所で乗り降り自由。セントラルパーク以南のダウンタウン周回は$49。安いとは言えないが、市内をガイド付で知りつつ、思ったところで何度も乗り降りができる。もっと早く気がついていたら、ビッグアップへの理解度はもっと進んでいたに違いない。
MoMAに近いロックフェラーセンターで降り、53thストリートまで歩くと、大きな美術館の建物を半周無料整理券を求める列が並んでいた。館内はびっくりする賑わい。ピカソ、モネ、アンディ・ウォーホール…キラ星の如くの名画を嗜む老若男女数知れず、子供の多さも印象的だ。多くの人々に知ってもらってこその芸術。分かっているなあ、とつくづく思う世界がそこにあった。
あれっ、思い出しながら書くのは嫌だと思っていたのに、ほとんど同じストーリーを書いてるね。トーンはちょっと違うけれど。さっさと、NYIASの原稿を書かないと。今回はアジアンな同業が多く、Javitsセンターで見る同業の顔はミニマムだった。まあTier2レベルのショーだからね。しかし、今回ワールドプレミアされたスバルのWRX/XVクロストレック・ハイブリッドをはじめとするニューカマーは、自動車メディアにアクセスするモータリスト御用達系がけっこう充実していた。
他誌にはないみっちり取材した成果は20日売りのdriverで是非。ご講読を期待して、ここでもサービスしておきます。WRXコンセプトの動画です。ちょっとブレ気味ですが、写真とはまた違う味わいがあると思います。
Posted at 2013/04/05 02:30:03 | |
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