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伏木悦郎のブログ一覧

2013年07月31日 イイね!

Goodwoodとは何か?

Goodwoodとは何か?タイトルカットは、40mはあろうかという鉄柱に設えられた1963年のオリジナルポルシェ911、1973年のいわゆる73カレラRS、そして今年の2013年最新型のポルシェ911カレラ4(本物)である。

領主の母屋グッドウッドハウス前にその年のテーマとなるディスプレーが設置されるようになったのは、1998年のフェラーリからだが、グッドウッドって何?フェスティバル・オブ・スピードってどんなイベントなの? 尋ねられたら、タイトル画像とともに以下の3枚の写真を思い出してほしい。


リッチモンド公爵家現当主のチャールズ・マーチ卿(伯爵)が、1993年にモータースポーツエンスージャストだった祖父(フレデリック・リッチモンド卿)の伝統を復活させるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの本質を端的に表わしているのはこのF1と子供のショットに尽きるのではないだろうか。

レッドブルF1レーシングのテントに足を運ぶと、一人の男の子がインフィニティ・レッドブルRB9の前に佇み、ノーズ先端の穴に興味を示し始めた。指で弄んでいたかと思うと鼻をそこに押し当てた。何とも微笑ましい姿だが、咎める者は誰一人いない。張りつめたサーキットでは絶対にあり得ない光景。

ロータスでも、遠巻きにマシンを眺めていた子供を呼び寄せ記念写真を撮るようにスタッフが勧めていた。これでクルマ好きレース好きにならなければ嘘だろう。なんとも羨ましい本物に直に接する機会。僕だってこの通り。2輪、4輪でワールドチャンピオンに輝いた唯一の存在Sirジョン・サーティース(御歳79才)と肩を組んでのツーショット。感涙ものであります。

このマシンやレーシングドライバー/ライダーとの距離感の近さこそが20年で世界に冠たるイベントに成長した最大のポイントだろう。英国に学べ。今回の旅で得た最大の教訓である。

いやあ、13日からの日記を一気にアップしようと思ったんだけど、膨大な量の写真の整理で時間があっという間になくなっちゃった。我がオールドPCの処理能力ではここまで。こうやってあらためて画像を見てみると、本当に中身の濃い旅だったんだなと、しみじみ思いましたとさ。乞うご期待!!
Posted at 2013/08/01 00:47:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2013年07月30日 イイね!

うっへぇ~!もう7月30日やん!!

うっへぇ~!もう7月30日やん!!帰国からもう12日も経っている。相変わらずジェットが合わないウェーバー45DCOEのようにカブりっ放しな日々が続いていて、書く気力が湧かない。まあ老人性〇〇みたいなもんか? 焦る理由は何処にもないので、ゆるゆるとリカバリーして行こうと思ってます。

ロンドンLHRに着いたのはわかったが、その後ちゃんとGoodwoodには行ったの?ですよね~。行ったっす、ちゃんと。その道中は遡って13日付けから書きます、明日からm(. .)m。ということで、タイトル画像は、今年のグッドウッドハウス前のディスプレーの全体像から。ポルシェ91150周年を記念して、1963年のオリジナル911、73年の911カレラRS、そして2013カレラ4の実車を40mはあろうかという鉄塔の上に据えた。

この1カットがすべてを象徴していると思うが、7年ぶりに訪れたGoodwood Festival of Speedは、元々のランドスケープは何も変わっていなかったが、何かおいてけぼりにされた気分が強く募った。まあ、詳細は追ってということで、今回は映像をけっこう収録してきたのでマックで編集のできる元ロックミュージシャンの友人の手を借りてまとめてみることにした。まずはその第一弾ということで。20分ほどと長いので、時間のある時に。

Posted at 2013/07/30 23:19:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2013年07月13日 イイね!

ぐんぐん記憶が蘇えってきた

ぐんぐん記憶が蘇えってきた初日は完全にリハビリ治療の感覚。プレスセンターでエキゾーストノートが響く周囲の気配に浸りながら、ルーティーンの作業をPCでこなし、そろそろ‥‥という感じでコースサイドを歩くと懐かしい顔に遭遇した。それは昨日のブログのとおりだが、その後で携帯で清水勇治に連絡を取った。彼は俺と同じ2001年にここに初見参して以来FoSに魅入られて13年間通い続けている。

晩飯でも食いますか? 誘われるままチチェスターの街に向かった。ユウジは、その後一人でグッドウッドに通い続け、独特の才能で現地に多くの友人を作っていた。今はチチェスターで一番というレストラン『マルコ』を経営するマルコもその一人。元サッカー選手を父に持つイタリア人で、グッドウッドハウスで働く内に才能を見出され今はレストランの共同経営者に収まっている。

チチェスターの街で見かけたダルマのセリカは翌日ラリーコースで走る気満々で停まっていた。


そのマルコとユウジが知り合った経緯は省くが、最初に訪れて知り合って以来ずっと世話になり続けているという。他にもエントラントの富豪とも仲良しダシ、マルコとの伝でフェラーリチームのメンバーとも顔見知りになっている。今回僕がフェラーリのバンに乗れたのもそのお蔭。先のvideo映像にあるコース側からの動画はその結果だった。

2日めも朝からプレスセンターに張り付いた。まぐまぐ!のメルマガの締め切りもあるし(時差を考えないとまずいのだ)、なんやかやで時間は過ぎ去って行く。まあちょいとF1パドックに足を伸ばすとネルソン・ピケがマシンに腰掛けて、サインをねだるファンそっちのけでiPhoneでメールを打ち続けていたり。


FoSは以前にも増してスケールアップしていて、カルティエ主催のスタイル・エ・ラックス(コンクール)やカテドラルパドックの賑わいは相変わらずだが、インフィールドの協賛メーカーのブースは以前にも増して巨大化していた。それにしても、ここに居るだけで幸せな気分にドップリと浸れるのだった。


8月3日のブログはこちら
Posted at 2013/08/02 14:28:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年07月12日 イイね!

7年振り6度目のGoodwoodはポヨヨン&サプライズ!?

7年振り6度目のGoodwoodはポヨヨン&サプライズ!?時差で時系列がぐちゃぐちゃだが、ロンドンLHR空港に着きパーキングシャトルでNCP。オーリス・ハイブリッドをピックアップまではすいすい。さあ、宿にチェックインというところで、ん?ナビは?モニタースペースは小さく、たまたまラジオの画面になっていた。すわ、GPSが付いてない!? 早合点でプチパニック。遠くなった目の影響でモニター回りのスイッチが見えなかっただけ。ちゃんと付いてるぢゃん、ナビ。


パーキングからクラウンプラザまでは至近。四つ星だが、hotwireレートは9野口英世。駐車場が別料金14ポンドだったことと合わせて、今回の旅の最高宿泊費である。


朝チェックアウトして即Goodwoodに向かおうかとも考えたが、今後2日間の宿は初めてのガトウィックGTW空港近くのウォースというところ。直前発作的に渡英を決めたのでグッドウッド周辺チチェスターはもちろん、ブライトンもサザンプトンもポーツマスも宿は全滅。GTW・WorthからG/W会場までは約40マイル(64㎞)も離れている。このホリデーインは、やはりhotwireで1.6諭吉/2泊と経済的だが、はたしてどの位移動時間が必要か見当もつかない。じゃあ、というわけでまずチェックインして往復の行程を理解することに。M3からM25でGTWに向かうが、LHRから40マイル位あるんだね。

けっこう渋滞もあったりして先が思いやられた。チェックインすると、正規レートだと200ポンドもするとレセプションのボードにあった。英国の物価は対円でのポンド高の影響で、為替は160円/ポンドにもなるが、現地の人々にとっての実勢では100円/ポンドほど。それでも十分高い料金ということになるけれど。郊外の雰囲気のいい宿は部屋も広くて快適。まあ、昼過ぎに会場入りできればいいか、とRIMOWAを拡げてグッドウッドに向かうことにした。

ルートはGPS任せだが、A25を行くようだ。しばしラウンドアバウトと工事区間が頻繁に出る町の雰囲気を走り、10マイルほど行くと片側2車線から対向2車線のいわゆる英国のカントリーロードに入った。これがね、もう我が生涯ベスト3に入る至高の天然サーキット。対向2車線区間は60mph、片側2車線は70mph、集落や住宅のあるところでは40、30mphに制限される。日本では60km/hがmaxだが、いい感じで屈曲するワインディングを約100km/hでビュンビュン。滞在中ポルシェ911(特にナロー)の多さが印象に残ったが、分かったよイギリス人の気持ちが。こういう道ならスポーツカーに乗りたくなるもん、絶対。

道行くクルマにミニバンの姿はなく、ほとんどがいわゆるCAR。ハッチバックでもセダンでもスポーティなモデルが好まれているようで、9割がMT(マニュアルトランスミッション)であるという。ラウンドアバウトを使いこなすには断然MTのほうが都合がいい。

基本的にめったやたらと信号を設置して交通を止めることで安全を図る(責任を取ることを恐れる行政官僚の無為無策の結果だ)日本の道路システムとはコンセプトが間逆で、なるべくクルマは走って流す。山がちで平地が少なく人口の密集度の高い日本となだらかな丘陵地帯が続く英国を同列に語ることは難しいが、日頃からこういう環境を走っていればそりゃクルマ好き、走り好きになるって。

40マイルの行程、はたしてどうなることやらと思っていたが、何のことはないきっちり1時間でグッドウッドの指定GATE4先のパーキングにたどり着いていた。ぐずぐずしていて午後になったから?ではなくて、曜日に関係なく1時間でちゃんと着くのだった。


この地は7年ぶりだが、それまでに5回ほど通った印象深い景観。記憶は瞬く間に蘇えった。12万エーカー(1エーカーは4046.9㎡だから、48.564ヘクタール!)という広大な敷地に、競馬場、ゴルフコース、サーキット、飛行場そして農場が広がる。グッドウッドハウス周辺の牧草地はクルマ以外にアクセス方法のないこの地にとって天然の駐車場に早変わり。乾燥すると猛烈な土埃、雨が降るとグチャグチャの泥濘となるが、貴族の領地だからこそのGoodwood Festival of Speedなのである。

裏口になるスーパーカーパーキング側から入場するとすぐそこにプレスセンターがあった。去年まではなかった規模で、どうやらマセラティがスポンサードしているらしい。建屋の前には歴代クワトロポルテがずらり並べられていた。


プレスセンターに落ち着くと、しばし動く気になれず。FBの更新やらメールチェックやらで瞬く間に時間が過ぎる。まぐまぐ!のメルマガの更新も気になる。時差の関係でうっかりするとただでさえ締め切りを破りがちな執筆が滞りかねない……諸々でもたもたしている間になかなか暮れない日も傾き始めた。

せめて、カントリーハウス前のセンターディスプレイだけでも撮っておこう……おもむろに勝手知ったる会場を歩き始めた。当然コース上ではメインイベントのヒルクライムの真っ最中。コースサイドの人垣が薄くなったところに歩を進めると「あっ!ご無沙汰です!!!」やおら恰幅のいい中年おじさんに声をかけられ、強引に握手された。(ん?誰?)どこぞのメーカーの知り合いだったか?

するとそのおじさん、隣の奥方と思しき女性に「兄貴の同級生で……」と紹介している。(はて? メーカー関係者で弟まで知り合いの人っていたか?)思い出せないので、適当に対応してグッドウッドハウス前のディスプレイに向かった。何枚か写真を撮ったところで「あっ!!」思い出した。あの顔は1970年代にレースを始めた際にチーフメカニックを任せた同級のヨコヤマケンイチの弟のハルヒコじゃんか。

急いでさっきの場に戻って(悪りぃ悪りぃ)と心でつぶやきつつ、最初から気がついていたかのように話を再開させた(汗)。しかし、こんなところで30何年ぶりに会うか?聞けば、どうしてもGoodwoodだけは見ておきたかった。その昔僕のレース参戦メンバーに加わり富士スピードウェイ通いをした、まあ好き者である。今は電子関係のエンジニアをしていて、「トヨタがなかなか離してくれないんだよね」とか言っていた。

兄貴は当初からのメカニックの道を究め、今は浜松で雇われ社長をしているとか。弟のハルちゃんは、親父さんの血筋かそっちの道に進み成功しているようだ。スケジュールの関係で今日(金曜日)だけしか見られない。ヒースロー近くに宿を取りレンタカーでやってきた。そして明日はスイスに飛ぶという。何と言うか夫婦連れ立っての人生の卒業旅行風?彼もそろそろ60に近づく年頃だ。

奥さんに旦那の付き合いも大変だね……水を向けると「いえいえ、楽しいです」なかなか相性はいい模様。名残惜しいというか、なんか奇妙な感覚になって、どうやって辞儀をしたか覚えていないが、こんなこともあるんだね一人で動くと。俺は何か持っている?まだ、なにも取材していないのに物語がひとつ書けてしまうあたり、神がかりな感じ? まあ今回はリハビリみたいなもんだから……深く考えるのはやめてさあ次行ってみよう。


タイトル画像は、Goodwood Festival of Speed2013のプレスバッヂとエントリーリスト。

本日(8月1日)のブログはこちら


Posted at 2013/08/01 13:33:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年07月12日 イイね!

ロンドンLHR近くのクラウンプラザ朝8時

ロンドンLHR近くのクラウンプラザ朝8時タイトル画像は、昨夜チェックインしてしばらくの21時過ぎの宿の部屋。外はまだ明るい。英国って実はスカンジナビア半島に近い高緯度地域。ルマン24時間の日暮れが遅いことはよく知られているけれど、こっちも負けず劣らず。冬のロンドンなんかなかなか明るくならないからね。

それはそうと、昨日はパリCDG経由でロンドンLHR着は定刻より遅れて19時頃。上海からの乗り継ぎ待ちということで、30分以上待たされたのかな。でも、通関を済ませてもまだ外は明るい。AF1080便はターミナル4着。トヨタ広報からのターミナル1か3でNCPパーキングのシャトルバスを乗れとの案内に従うことにして(タクシー代は当然セーブ)、ターミナル移動は無料のヒースローエクスプレスに乗ってターミナル3。さて、シャトルはどこ?

LHRはやたらと広くて勘が狂うね。でも、何とか発見して、NCPパーキング。小さなコンテナ利用と思しきオフィスでトヨタGBからのオーリス・ハイブリッドあるよね? 尋ねると、人の良さそうなお兄ちゃんは「おおっ、明日の朝かと思っていたけど、あるよ」IDを見せて、キーを受け取り、さあ行きますか。「クルマは白だよ」の声を背にパーキングロットに向かうと……。

居りました、地味に。荷物を放り込んで、さあ行きますか。イグニッションボタンをオン、当然無音だがモニタースペースを見ると、ラジオの表示が。ん? ナニ?ナビは? ちゃんと確認すればいいのに、見慣れぬ小さなスペースに、ひょっとしてGPSなし? もう、嫌んなっちゃうほどそそっかしい話だが、早合点してさっきのお兄さんに地図ある?この辺の。クルマ、GPS付いていないんだよ。「クラウンプラザはそんなに遠くないから、ここ道なりに行って左に出て、ホリデーインを右に見ながら、次のロータリーで右曲がれば見えるよ」

げんなりしながらクルマに戻り、あらためてチェックすると、あるじゃん、ちゃんとMAPって書いてあるじゃん。もう、目が遠くなると駄目だね。なまじいろんなパターンを経験しちゃっているからこそだが、早とちりしてしまう。このGPSナビがまた使い難くて……というのは、まあ置いといて。

結局なんだかんだでホテルチェックインは21時を回っちゃったけど、こっちの夜はなかなか更けません。このクラウンプラザはhotwireで$87(ポンドじゃなくてドル!!)でヒットしたもの。今回の宿代はすべて円では野口英世の桁で足りるエコノミープライス。探しゃ、あるもんです。

Posted at 2013/07/12 16:52:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

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運転免許取得は1970年4月。レースデビューは1975年10月富士スピードウェイ。ジャーナリスト(フリーライター)専業は1978年9月から。クルマ歴は45年目、...
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