2013年も大詰め。なんとか大晦日までこぎ着けたというのが率直な感想です。2008年9月のリーマンショックを境に、ハラホロヒレハレ……の急降下。振り返れば、W201メルセデス(190E)、AP1ホンダ(S2000)に次いで10年乗り継ぎ3台目となったNHW20トヨタ(プリウス)を購入した2003年頃から予兆はあったのだが、あれこれ”可愛がられ”た結果として、むむむ!なディケードを過ごしてしまった感がある。
まあ、それもこれも過ぎたこと。一時は一人ひとり各個撃破してみようかとも思ったけれど、同調圧力の裏返しでもあるめだかのスクラムは嫉妬と恐怖をエネルギーに押せば強固に引けば畳みかけるという難物であることを悟らされて消沈。さすがに、ここまで来たら「さあ、次行こう!」である。
痺れにしびれた5年もすでに遥か彼方。激しさを増すようになった物忘れのお蔭もあって、後ろ向きより未来に期待を寄せるお気楽さが身についてきている。今年はどんな年だった? う~ん、なんか良く分からない。
7年ぶりに訪ねたGOODWOOD Festival of Speedの変わらぬ活況を見て、20年ですでにビンテージイベントの風格を備えた英国の自動車文化の成熟度に、学ぶべきはここかもを再確認した。これが一番かな。デトロイト、ジュネーブ、ニューヨーク、上海、フランクフルト…今年も国際モーターショー通いを途切れさせなかったのも自分なりに評価している。継続は力を信じて、可能な限り続けるつもりに変化はない。
なんとかかんとか、あちこちに迷惑心配かけまくりながらも、まだまだ気力だけは残っている。一寸先は闇という状態はまだしばらく続きそうだが、なるようにしかならないと、開き直りというより何か確かな手応えのようなものがある。
師走も押し迫った26日、ポルシェJPNが粋な計らいをしてくれた。ポルシェ911(991)ターボSを始めとする日本市場向けポルシェフルラインナップを一堂に会して試す機会を用意する。ここ数年、ポルシェ欲しいぞ買うぞ病が重篤の方向にまっしぐら。懐は空っぽなのに、その気になれる根拠のない自信ばかりがむくむく盛り上がっている。
ポルシェ911で気になるのは、メカニズムや走りのパフォーマンスもそうだが色と形。スタイリングとカラーリングの妙味が何よりだと思っている。理想は”ベーシック”なカレラの右ハンドル7速マニュアル、50周年記年モデルのグラファイトグレーにカレラレッドのナチュラルレザー、できればAWはFUCHSの最新版で。
と……書いている間に年が改まってしまいましたが、ターボS 白にエスプレッソ内装、カレラS ダイアモンドシルバーにカレラレッド内装、カレラ アクアブルーにルクソールベージュ内装。911の形に色の定番系。旧い964でも、993でも996でも997でも、色にこだわれば楽しみはン10倍にも膨れ上がる。
いい歳をして……と言われるかもしれないけれど、スポーツカーを粋に嗜むことが向こう15年の基本テーマにしようと思っている。先立つもの? 何とかしないといけないね。
それから、トレンドのダイナモとなっている"What's new ?"、次はセダンが来る頃だとは思いませんか?カッコイイあるいは次世代エネルギー系の新しいセダン、それもコンパクト領域で。直近ではアクセラのHybridがイメージに近いけれど、さてどうなりますか。
このボディカラーに……
この赤レザー内装、ステアリングとシフトはグレーのアルカンターラがいいね(写真はカレラS)。


911ターボS


Posted at 2014/01/01 00:27:43 | |
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