
ニューヨークJACOB.K.JAVITS CONVENTION CENTERにいる。NYIAS(ニューヨーク国際オートショー)プレスデイは昨日一昨日で滞りなく済んでいて、今日は一般公開日。これからJFK発のエアチャイナ982便で北京に飛ぶ。フライトは16時50分定刻。時間があるのでもう一遍NYIASの一般公開日に足を運ぶことにした。
今朝は8時にSecaucasの宿を出て、NJトランジットバスでポートオーソリティバスターミナルまで約10分ほどでバビュン。今回も初めてのマンハッタンのハドソン川の向こう、ニュージャージー州のシコーカスという町に宿を確保した。振り返ってみると、NYIAS取材では一度として年を越えて同じ宿に泊まったことがない。やって来る毎にNYC(とその周辺)のホテルは高騰し、かつては安かったニューアーク空港周辺も難しくなった。
JFK空港周辺は比較的安い宿が存在するが、マンハッタンへのアクセスが大変だ。一計を案じて、今回はハドソン川の向こうに目をつけたのだが、結果的に大正解。鉄道の便はないが、その代わりのバスが有効で、距離は20km近くあるのにバス停からマンハッタンの巨大バスターミナルポートオーソリティまで正味10分あまりで着いちゃう。
宿からバス停、ポートオーソリティからNYIAS会場までの徒歩を合わせても30分でお釣りが来る。バスの時刻表が当てにならないのが玉に傷だが、コスパと快適性の両面でこれまでで最高の取材環境を得た感じ。なにしろバスは早いだけでなく10枚の回数券を買うと一回の乗車は$2.7の勘定。ほぼ確実に座って行けるのも嬉しい。
NYIAS2014の中身については、寄る年波で即時リポートが難しくなってしまったが、土曜日配信のまぐまぐ!のメルマガ『クルマの心』で取って置きの話題を添えてアップロードするので、是非購入講読をお願いしたい。FACE BOOKでは動画を含めてすでに提供しているので、そちらも良かったら。公開しているので、誰でも観れます。

ワールドプレミアということでは、これから向かう北京国際自動車ショーのほうが厚いかもしれませんが、NYIASではマツダが次期ロードスターのベアシャシーを公開。見る人が観ればイメージが膨らむ展示に、今回ニューヨーク入りしていた山本修弘主査、前田育男デザイン本部長、毛籠勝弘常務執行役員(グローパルマーケティング担当)とのインタビューもバッチリ押さえてあります。5月20日発売となってしまいますが、driverでの記事に注目ください( まぐまぐ!にはそれとはもう少し違うスクープ話も入れるつもりです)。
ニッサンのムラーノ、スバルのアウトバックのワールドプレミアは、気になるファンも多いのでは? トヨタはカムリをわずか3年でフルモデルに近いビッグマイナーチェンジを敢行。ヒュンダイのソナタはフルモデルチェンジとのことですが、プレゼンテーションの演出はそっくり。40万台超で全米パッセンジャーカー年間販売台数トップを走り続ける(フリート込みの数字。小売りだけだと34万台でアコードの36万台を下回るとアメホン広報のナカムラ・ベンちゃんは胸を張っとります)。
ドイツ勢ではVWがジェッタ、BMWがX4、メルセデスベンツがS63AMGクーペを出し、本家アメリカ勢ではフォードがマスタングの50周年記念モデル(初代発売年にちなんで全世界で1,964台の限定。日本にはやって来ないとか)をワールドプレミアさせましたが、これがまたカッコイイのなんの。

前にも話したことがあるかもしれませんが、リー・アイアコッカの初代マスタングは、僕が生れて初めて『カッコイイ!!』と思ったクルマ。それに近い感覚をこの白い限定モデルは身につけてました。
詳細は日本に帰ってから、長く更新が途絶えていたグーグルにアカウントがある『DRIVING JOURNAL』に書こうと思っています。これからちょっとショーフロアを見て回り、JFK空港に地下鉄とエアトレインを乗り継いで向かいます。北京でもここのブログ更新は叶いますか。あの国はFBが使えないので、なんとか頑張りたいと思います。
Posted at 2014/04/19 01:12:24 | |
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