• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

伏木悦郎のブログ一覧

2016年09月04日 イイね!

三菱自工は救われない。

三菱自工は救われない。三菱自工の闇は深い。状況は12年前と何ら変わっておらず、20年前の不祥事の発端となった技術的未熟をメディアの懐柔策を労して隠蔽する手法も、さらに30年前に始まった伝説的な金満ワンメイクレースミラージュカップで特権的身分によってレーシングドライバーのポジションを手に入れたメディア人も数知れず。自動車ジャーナリストを職業的スキルではなく身分と心得て、人を蹴落としてまでも椅子取りゲームに腐心する者多し。パブリシティを偉そうに語り、批評はせずに長い物には巻かれる人々を先生と呼ぶ。読者の皆さん、ちゃんと考えようよ。まずこれを読んで。ヤバい話はメルマガで。


Posted at 2016/09/04 19:37:04 | コメント(3) | トラックバック(1) | 日記
2016年08月16日 イイね!

大本営発表を報じたのはNHKと大新聞。平気で嘘を吐く人々は変わらない

大本営発表を報じたのはNHKと大新聞。平気で嘘を吐く人々は変わらないパブリシティとジャーナリズムの違いも分からず、内外自動車メーカーのプロパガンダの片棒を担いで世を欺くお子ちゃまオジサン/妖怪オバサンが跋扈する中、お花畑の日本のメディア空間では語られることのない現実が世界中で進んでいる。

大手マスコミの記者クラブとまったく変わらない既得権益まみれの自動車メディアから、日本の常識を逸脱した情報がもたらされることはない。その奇観は、71年前の敗戦直前まで日本人を欺きつづけた大本営発表と何ら変わることはない。いい加減気付こうよ。いろんな意見があって当然の批評評価なのに何で口を揃えたように同じ話しか出てこないのか。

こうゆう取材は一朝一夕には実現しない。本邦初公開の中国民族系私有自動車メーカー潜入リポート。中国SUVブームのトレンドセッター長城汽車 Great wall Motor Co Ltdの”今”を伏木悦郎が暴く。世界的スクープが読める自動車専門誌はdriverだけ。8月20日発売です。

命懸け(?)の中国民族系私有自動車メーカー長城汽車潜入リポート。雑誌では書けない深い話はまぐまぐ!メルマガ『クルマの心』http://www.mag2.com/m/0001538851.htmlで。時代は、自分の足で取材するwebメディアへ。しがらみのないフリーランスを育てるのは、他ならぬ読者です。

中国の高速道路網の総延長はアメリカのインターステイツを抜きすでに世界最長の規模になっている。5年くらい前までは100~110km/hだった最高速度も120km/hに高められ、真っ直ぐでフラットな道路が余裕の車線区分で延々と続く。最高速度表示の右側はその車線の最低速度。中央車線から乗用車、バス、貨物トラック……と区分され、高速道路上の最低速度は70km/hと定められている。

人々の習熟度は、ドッグイヤーのスピード感で突き進むクルマやインフラに追いつかないが、いずれ時間が解決する。日本の硬直化した公安や中央行政官僚の島国根性から一歩も抜け出せない前例主義と無謬性へのこだわりが、disruptive innovation (破壊的技術による変革)の前に為す術もなく崩れ去る。パナソニック・ソニー・シャープといった家電メーカーの凋落は人ごとではない。メディアがきちんと報道しないと、総崩れの日はそう遠くはない。
Posted at 2016/08/16 21:48:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2016年08月15日 イイね!

64回目の終戦記念日

64回目の終戦記念日嘉永6年6月3日(西暦1853年7月8日)。その時歴史は動いた……230年にわたり徳川幕藩体制が守り続けた鎖国(1628年寛永10年~1858年安政5年)を解くきっかけとなった事件は案外新しく、今からわずか163年前のことだった。江戸幕府(1603~1867年)264年の長きにわたる平和で安定した治世と比べると、非常に短期間に激しく時代が変化したということになる。

アメリカの使節ペリーが黒船(黒い塗装の軍艦)4隻を率いて江戸湾の入り口浦賀沖に現れた主たる目的は、捕鯨船の補給と荒天時の避難先の確保にあったという。産業革命の進展によって夜間の就業が拡大したことで照明用の灯油の需要が増した。当時の文字通りの灯油は鯨油が用いられた。当時のアメリカは鯨油の採取のためだけに大量の捕鯨を行い、太平洋を所狭しと往来。遂には西の果ての日本近海に漁を求めるまでになっていた。

クジラを油を採るための資源と捉え乱獲に走ったアメリカに、近海で貴重なタンパク源を摂る食文化としてのクジラ/イルカ漁についてとやかく言われる筋合いはないが、歴史を動かすのはいつの時代も生存に関わる資源やエネルギーの問題が端緒となる。

もしも、アメリカで石油の採掘が30年早く始まっていれば、ペリーは浦賀にやって来なかったかもしれない。歴史には往々にしてタラレバに思いを馳せることがある。

ペンシルベニア州タイタスビルでエドウィン・ドレークが機械掘りによる油田の事業化に道筋を付けたのが1859年。ペリーの来航は1853年。開国を迫った目的は、当時『灯油』に用いられた鯨油採取を目的とする捕鯨船の補給と荒天時の避難先の確保。後に世界初の石油の大規模採掘を実現し、いち早く近代石油文明を切り拓いたアメリカだが、幕末期はクジラを脂の採取だけのために乱獲し、蒸気機関の発達により日本近海までクジラを追ってやって来ていた。

石油の実用化によって鯨油目的の捕鯨は衰退したということだから、あと30年早くアメリカで油田が発見され商業化されていたら、歴史は別のものになっていたかもしれない。世界史はそれほど単純な話ではないが、歴史の綾は振り返るだに面白い。

1858年安政5年の日米修好通商条約締結によって、江戸幕府による日本の鎖国は完全終結することになるのだが、それは97年後の8月15日に至る終わりの始まりだったと言えなくもない。

明治維新は、慶応3年12月9日(1868年1月3日)の王政復古以後に成立したとも、明治改元に当たる明治元年旧9月8日(1868年10月23日)に始まるとも言われているが、朝廷の意に反する形で開国・通商路線を選択したのは徳川江戸幕府であり、薩摩・長州両藩出身の官僚層を中心とする新政府は元々は朝廷の権威のもと幕政改革と攘夷の実行を求める尊王攘夷運動派を中心とした。

それが、薩英戦争や下関戦争などの経験によって欧米列強との軍事力の差が改めて認識された。観念的な攘夷論は後退し、国内統一・体制改革を伴う近代化を優先させて、対外交易で富国強兵を図る。まずは、欧米に対抗できる力をつけるべきだとする「大攘夷」論が台頭し、尊王攘夷運動の盟主長州藩も開国論へと転向していくことなる。

徳川幕府が現実的なリベラル開国路線で、倒幕勢力の薩長土肥がむしろ長年の国是であった鎖国体制を極力維持保守勢力だったという視点は、維新後に世界の趨勢という現実に気付いた明治政府の中枢をなした元勲倒幕志士によって体よく入れ替えられる形となった。明治維新の胡散臭さは、当時まだ絶大な力を持つ徳川中央集権体制に対抗し得るだけの経済力を倒幕雄藩がいかにして手にしたか。

follow the money……ことを起こすのに必要な財源を追え!という考え方が、歴史を正確に把握するのに重要だとする視点がある。司馬遼太郎が活写した幕末の英雄坂本龍馬は土佐藩下士から脱藩浪人となる境遇で、海援隊を組織して多くの浪人と日本最初のcompnyを創設し、船や兵器を購入しているが、その資金の流れはあまり問題にされていない。

明治維新が江戸幕府の旧弊を改め近代国家への道筋を拓いた。昭和20年代生まれの世代の僕はそう教わってきたが、徳川幕藩体制の260年に及ぶ治世は戦争とは無縁の平和な時代。それが明治維新後の富国強兵・殖産興業による国際化と世界の列強入りプロセスに転じて以降は1895年の日清戦争から1945年の大東亜戦争敗戦までの50年間はずっと戦争に明け暮れた。

完膚なきまでの敗戦によって手にした平和はいびつだが、70年間にわたって戦火に塗れることがなかった歴史はそれなりに評価されるべきだろう。直近の半世紀はモータリゼーション開花(1966年に始まる)の50年であり、経済に特化できる平和な時代がもたらした世界一の自動車生産約2500万台の実績がある。

近年、13億人の人口を背景とした巨大内需市場を有する中国がドッグイヤーのスピード感で猛追し、一国の国内生産という観点ではすでに販売台数とともに世界一の座を占めている。

日本は、有史以来一貫して人口が右肩上がりで増えつづけてきた。鎌倉幕府成立の1192年757万人、江戸幕府成立の1603年1227万人、享保の改革1716~1745年3128万人、明治維新1868年3330万人、大東亜戦争終戦1945年7199万人(日本列島における人口分布の長期時系列分析:国土庁1974年)。戦後の工業化社会の進展にともなう高度経済成長を経てもなお一貫して人口は増えつづけたが、遂に2008年1億2,808万人をピークに人口減少に転じることになった。

21世紀は、工業化社会から情報化社会への本格的な移行が進展し、余剰を前提とした社会から必要なものを必要なだけ供給する情報化の時代に突入した。その意味からも、人口減少はある種の必然といえるが、2030年には1千万人減の1億1662万人、2050年9708万人と減少を続け、2100年には高位推計で6485万人、低位推計では3795万人と明治維新当時のレベルに戻る予測が立てられている。

AIを筆頭とする高度情報化社会の成果物によって国力の維持は可能という見方も出来るが、これまで通りの1億人規模のそこそこに大きな内需をベースに回ってきた経済構造は根本から見直す必要がある。現時点で日本の10倍の内需市場を持つ中国や、それを上回る人口増が見込まれるインド、将来的に3億人規模になると言われているインドネシアが持っている内なる成長の要因がなくなり、少数精鋭で闘う体制に切り替わることが出来るか。

今のところは、逃げ切りを図ろうとする高齢者を中心に変化を阻む勢力が強力だが、ミレニアムの2000年から今年2016年までと同じ期間に1千万人規模の人口減少が現実問題として訪れ、同時に超高齢化社会が出現する。2035年の65歳以上の高齢者比率は33.4%に達し3人に1人が老人という世の中が訪れる。

僕は今年で64歳になった。1967年にThe Beatlesが発表したアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』に収録されたホエン・アイム・シックスティー・フォー(When I'm Sixty-Four)の年齢だ。運良く頭は禿げ上がらなかったけれど、長らく暗雲が垂れ込めっぱなし。まあ、生きているだけで御の字ですが、最後にWhoo!と声を上げてみたいもんです。



When I get older losing my hair,
Many years from now,
Will you still be sending me a valentine
Birthday greetings bottle of wine?

If I'd been out till quarter to three
Would you lock the door,
Will you still need me, will you still feed me,
When I'm sixty-four?

oo oo oo oo oo oo oo oooo
You'll be older too, (ah ah ah ah ah)
And if you say the word,
I could stay with you.

I could be handy mending a fuse
When your lights have gone.
You can knit a sweater by the fireside
Sunday mornings go for a ride.

Doing the garden, digging the weeds,
Who could ask for more?
Will you still need me, will you still feed me,
When I'm sixty-four?

Every summer we can rent a cottage
In the Isle of Wight, if it's not too dear
We shall scrimp and save
Grandchildren on your knee
Vera, Chuck, and Dave

Send me a postcard, drop me a line,
Stating point of view.
Indicate precisely what you mean to say
Yours sincerely, Wasting Away.

Give me your answer, fill in a form
Mine for evermore
Will you still need me, will you still feed me,
When I'm sixty-four?

Whoo!



半世紀近い時空を経た再会。新城高校5期生(1970年卒業)3人だけの同窓会@浦賀


Posted at 2016/08/15 15:02:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年08月14日 イイね!

黄色いtarga4Sに乗って‥‥‥

黄色いtarga4Sに乗って‥‥‥2016年の夏はPORSCHEづくしと決めた。まずは911targa4S。渋めの色があったはず……と思っていたら、レーシングイエローでLHD。そうか、タルガも3ℓターボに切り替わっていて、いろいろイメージを演出する必要があるわけだ。

気を取り直して、というか嫌でも明るくなるパッションカラーに『幸せの黄色いなんとか』を重ねて、験を担ぐことにした。まずは浦賀の家元邸で、40何年ぶりかで再会する『マドンナ』との同窓会?に出動。場を明るくしたのはもちろんだが、名刺代わりに有効だったかも。お盆の間もう少しみっちり走って、ちゃんとしたリポートを書くことにしよう。

そういえば、minkara.special blogはすっかりご無沙汰しちゃったね。まあ、いろいろあるのは今に始まったことじゃないので、スルーで行きますか。




6月はGOODWOOD Festival of Speed2016に行ってきた。思う所あって2年連続8回目の南イングランド。収穫が多かったのは間違いないけれど、何よりだったのはマーチ卿に直接インタビューしてコメントを頂戴したこと。


ルイジアナ州ニューオリンズ在住の友人(yukie)に助けてもらってhearingの書き起こしをアップします。

[マーチ卿からのメッセージ]
We're very very keen for this event to be recognized in japan. We love it when we have Japanese visitors. We've had lots at the beginning. Honda, of course, Toyota, Nissan, they're all very, very involved with the event. We want to bring as many people (interrupts self) we want to invite as many people as possible from Japan to come and enjoy this incredible motorsport experience.

私共は、このイベントが日本で深く知れ渡ることに大いに関心を抱いています。

日本からのお客様を歓迎します。

このイベントが始まった当初からたくさんの参加を頂いています。

HONDAはもちろん、TOYOTA、NISSANにも大変深くこのイベントに関わってもらっています。

私共は、この素晴らしいモータースポーツ体験に出来る限り多くの日本の皆様が訪れることを願って止みません。

てな、ところでしょうか?(訳の文責は私です)。


今回も宿はロンドン・ガトウィック空港近く。チチェスター郊外のグッドウッドまでは40マイル(約64㎞)だが、そこは英国のカントリーロード。対向2車線でも60mph(96㎞/h)が許され、交差点はラウンドアバウトでスイスイ。信号は5個もなくドアtoドアで正味1時間で到着する。同じ右ハンドル・左側通行。今学ばなくて何時変える?

それから7月には遂に実現したよ、中国私有自動車メーカー直撃取材。長城汽車の本格リポートは本邦初どころか世界初。8月20日発売のdriverをお楽しみに!!だが、僕のメルマガ.まぐまぐ!『クルマの心』ではより詳しく誌面では展開できない内容に踏み込んでます。講読よろしく。

Posted at 2016/08/14 23:09:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年02月28日 イイね!

久しぶりに戻ってみました。

久しぶりに戻ってみました。今年もやってこれました、ジュネーブショー取材。年初のデトロイトNAIASにも行って、21世紀の本格始動を肌で感じてきましたが、さて欧州はどうですか。沈みゆく帝国が露わになると予想しますが、風雲急は間違いないでしょう。

石油とCOP21のせめぎ合い。欧州の米国離れ、ロシア/中東接近が鍵?

今回もカタール航空でドーハ〜フランクフルトに飛び、陸路でジュネーブに向かうプラン。道中合わせてリポートお楽しみに!

石油で繁栄したカタール・ドーハのマリンリゾート。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・となるのだろうか?

Posted at 2016/02/28 15:39:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

プロフィール

「撤収!! http://cvw.jp/b/286692/42651196/
何シテル?   03/24 18:25
運転免許取得は1970年4月。レースデビューは1975年10月富士スピードウェイ。ジャーナリスト(フリーライター)専業は1978年9月から。クルマ歴は45年目、...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

64回目の終戦記念日 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/08/15 15:36:17
水素でいいと思う 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/02/16 08:18:46
変わるかな。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/01/01 22:53:46

愛車一覧

トヨタ プリウス トヨタ プリウス
しばらく耐える秋なのだ。
その他 その他 その他 その他
2009年3月3、4日に行われた第79回ジュネーブショーの画像です。

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation