日本の真ん中をぐるり（B面）

殆ど、下向いてると言うか、取り敢えず絶景だろう車窓に殆ど目を移すことも無くスマホの画面と睨めっこしつつ、視線を上げれば電話。。
ンデも、耳に入る、後〇分で、高崎駅‥軽井沢駅‥上田駅‥長野駅の車内アナウンス。。

高速が千均の時、中央高速～長野道の色んなICで降りて、ひたすらM橋まで下道を走った。それも毎月。
タイムゲームでは無いけど、基本は正午着で、義父義母と昼食を共にする。。まぁ、何度かは１３時を過ぎたりもしたけど…あぁ、一度、また高速に乗ったかな…（苦笑）・・千均最後は、信越道に迄乗り込み、ずっと高速で、高崎ＩＣで降りた。
こんな中で、長野、上田、軽井沢は何度か通った。



全くの逆回りだけど、車内アナウンスで、それらの名前が出る度に当時を思い出した。

美ヶ原高原美術館の駐車場から、松本に抜ける時は、車幅ギリギリの獣道みたいな道を通り、枝や石を退けながら走った。。今考えると体力あったし、まぁ、並みの運転技術は有ったのかな…いや、並み以下か（笑）



いやぁ～、でも楽しかったなぁ、信州から群馬に抜ける道は、結局二通りだった。



この珍道走行記のスタートは、尾道工業高校の修学旅行で二泊目？だったかの白樺湖に行ってみたいとふと思った事だった。

これに力をくれたのは、間違いなくＬＯＴＵＳだった。

此処の処、気持ちが何だか、こういった事から離れて行ってる様な気がして、少し怖い。周りの影響を受け易いのもあるのだろうけど、どうして。


今日の帰り、これを購入。


タイレルＰ３４－１９７７年ブラジルＧＰ


ＬＯＴＵＳもタイレルも翌々考えてみたら、起点はＭ島。

高校時代のサーキットの狼に、郵便局のバイト帰りのフェリーの船上で見た。１９７６年のシーズン前のホリデーオート誌のＦ１特集。。。
大学はどうしても東京方面に行きたくて、その上京時のスーツケースに入れた唯一の雑誌が、この年の３月に、尾道で一番大きい書店”啓文社”で、たった一冊残ってた３－１５日号（かな）アルゼンチンGP＆ブラジルGP特集号、それには、何だか速いオーラが有ったマリオ・アンドレッティ駆るロータスＴ７８と、１９７６年仕様に比べて洗練された感の有ったタイレルＰ３４フルカウル仕様。我がアイドルのロニー・ピーターソンは赤いバックミラーでカッコ良かった。
でも、この本は買った時点でボロボロだったな（笑）
この年は、生のピーターソンも見れて（ヘルメット姿だったけど）、たった一回の表彰台だったけど、雨のベルギーＧＰでの三位はこの田舎者の心を熱くしてくれた。僕の中では、ピーターソンのイメージはＬＯＴＵＳよりタイレルの方が強いかも知れない。それは、１９７７年というのが大きいんだと思う。



その時々で色々な楽しみ方があるけど、それを感じ取る心は敏感で居たいし、躊躇しない様にしたい。