
先日の車検のあと、
いろいろ、いつものnohochi仕様に、
戻した。
以前は、サイドスリップも直していた。
そう、今のは知らないけど、この時代のベンツは、サイドスリップ特殊。
走り出して、走行抵抗が増すと、ブッシュがたわみ、トーアウトに、
振れるように、なっていて、トーの調整は、フロントにつっかえ棒をして、
負荷を掛け、調整するのが、正規らしい。
しかし、つっかえ棒なんて、中々、ないので、トーを強めに、
調整しておくのだ。
もう、25年位前、車検の時、テスター屋で、サイドスリップが✖だったのに、
「これ、サイドスリップ特殊だから、このままでいいよ」って、
知ったかぶって、車検のラインに。
サイドスリップが✖で、そのまま、検査官の詰め所みたいなところに、
ねじ込み、「この車、サイドスリップ特殊だから」と、書類を見せた。
また、若く?て、生意気だったんだねえ・・検査官が法律なのを知らなくて。
検査官曰く「自国の法律では、良くても、日本の法律に合わなければ、
日本の公道は、走れません」
「でも、正規の数値があるのに、日本の法律に合わせて、狂わせるのが、
正しいんですか?」と言うと。
検査官は「そうです。」と。
その後「ただ、その旨が、届け出てあれば、別ですが」と。
で、調べてもらうと、190Eは、1990年以降のエアバック付きの車は、
ヤナセから、サイドスリップ特殊で、届け出がある事が、わかった。
ワタシのは、エアバックなし。つまり、ダメ。
それ以降は、大人しく、狂わせて、通してから、元に戻していた。
でも、あるときから、面倒で、そのままにしてた。
山を攻めても、それぼど違いが、わからないし、タイヤも、派手な内減り
しないし、元々、ベンツは、ハンドリング、ダルで、ステアリングダンパー
命のような感じだし、(ステアリングダンパーが抜けると、80キロ位で、
シミーが出る。ステアリングダンパー外してみると、ハンドリングフラフラ)
アライメント結構、狂ってても、真っすぐ走るし・・・
ベンツは、故障しても、とりあえず、走って帰れるようにって、
考えてあって、エンジンが不調になっても、止まるんじゃなく、
アイドリングが2000回転位まであがったりする。止まったら、帰れないから。
パワステ壊れて重ステになっても、回せるようにって、EVOでさえ40Φの
ステアリング。
足回りにトラブルがあっても、結構、真っすぐ走れる、ダルなハンドリング。
BMWのような、繊細さはないのだ。
まあ、この時代、質実剛健なベンツの話だけど。
あ、あくまでも、当時のディーラーやショップの話と、
ワタシ個人の見解ですので。
Posted at 2022/03/05 21:56:34 | |
トラックバック(0) | クルマ