「阿武隈急行」6月下旬にも全線再開 保原-梁川間は5月23日
2022年05月18日 09時50分
阿武隈急行(伊達市)は17日、6月下旬に全線で運転を再開する見通しとなったと発表した。本県沖を震源とする3月の地震で被災し不通区間となっている保原―梁川間で今月23日、福島―保原間で6月下旬にも運転再開する。
全線再開までは引き続き、平日の朝と夕方に福島駅東口―梁川間の臨時代替バスを運行する。保原―梁川間については運転再開後、6月10日まで臨時ダイヤで運転し、同11日から通常ダイヤに戻る。
阿武隈急行は地震で線路や橋、駅のホームなどが大きく損傷した。このうち本県側の福島―梁川間で特に被害が大きかった。すでに梁川―槻木(宮城県柴田町)間で運転を再開している。
阿武隈急行の担当者は「利用者の皆さんには不便をかけている。一日も早い復旧に向けて工事を進めている」とした。全線運転再開の時期が示され、多くの利用者からは早期の運転再開を求める声が聞かれた。
代替バスを使い、伊達市から福島市の高校に通う矢目愛美さん(16)は「部活動があるとバスに間に合わず、迎えに来てもらっている。できるだけ早く復旧してほしい」と話した。
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2022/05/18 12:28:44