東北新幹線の福島トンネル 天井付近のコンクリート落下
01月29日 18時47分
29日未明、東北新幹線の福島駅近くのトンネル内で、天井付近のコンクリートの一部がはがれ、線路上に落ちているのが見つかりました。
29日午前3時すぎ、東北新幹線の福島駅から東京駅側におよそ6キロの福島トンネルの中で、天井付近のコンクリートの一部がはがれ、線路上に落ちていたのを点検中の作業員が発見しました。
落ちたコンクリート片は、縦15センチ、横25センチ、厚さ20センチのおよそ6.6キロと、およそ5キロの2つで、JR東日本は、列車の振動や風圧ではがれ落ちたと見ています。
東北新幹線は、この影響でトンネル内で速度を落として運転したため、29日朝の5本で1分から5分の遅れが出ました。
福島トンネルは東北新幹線が開業した昭和57年に建設され現在40年経過していて、直近のおととし9月の点検では異常はみられなかったということで、JR東日本は29日夜も再度点検し、詳しい状況を確認することにしています。
JR東日本東北本部は「検査などを確実に実施し、安全・安定輸送につとめていく」とコメントしています。
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鉄分補給 | 日記
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2023/01/30 12:58:52