
「いい電」開業100周年 レトロなデザインの記念列車を運行
04月13日 16時46分
「いい電」の愛称で親しまれている福島交通飯坂線が、13日、開業100周年を迎え、レトロなデザインの記念列車の運行が始まりました。
大正13年に路面電車として開業した「福島交通飯坂線」は、起点の福島駅から終点の飯坂温泉駅のあわせて12駅、総延長9.2キロを結ぶ鉄道路線で、13日、100周年を迎えました。
これを祝って、昭和20年代の車両をイメージしたレトロなデザインの記念列車の運行が始まり、福島駅でセレモニーが行われました。
記念列車は赤とベージュが基調で、正面に100周年の「100」と無限大の記号を組み合わせたヘッドマークがつけられています。
また、福島駅と飯坂温泉駅の到着メロディーに、飯坂温泉になじみ深い「飯坂小唄」が採用されました。
集まった人たちは、歴史を感じさせる車両を写真に収めると、次々に乗り込んでいきました。
父親が「いい電」の運転士という福島市の小学4年生八巻稔哉くんは「いい電は福島市を象徴する電車で一番好きです。200年、300年と走って行ってほしい」と話していました。
福島交通鉄道部の三浦賢一部長は、「地域の皆さんの支えで100周年を迎えられました。引き続き、車掌や運転士の顔が見える身近な列車として走り続けていきたい」と話していました。
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Posted at
2024/04/14 00:32:53