
「みどりの日」 皇居の吹上御苑で自然観察会
2025年5月4日 13時05分
「みどりの日」の4日、天皇ご一家のお住まいがある皇居の吹上御苑で、自然観察会が開かれました。
この観察会は、皇居に残る豊かな自然を分かち合いたいという上皇ご夫妻の意向に沿って、平成19年に始まったもので、4日午前中に行われた観察会には、事前に申し込んで当選した17歳から78歳までの32人が参加しました。
皇居内では、これまでに昆虫や野鳥など6000種近い動植物が確認されていて、大木がうっそうと茂る森になる前に日本庭園が整備されていた御苑内には滝もあります。
参加した人たちは、国立科学博物館の研究者の説明を聞きながら、ふだんは立ち入ることができない1.3キロのコースを回り、高さおよそ20メートルのフウの木の前で、地面に落ちている直径3センチほどの球状の実の外側にあるウニのようなトゲは、もとは花の一部だったと聞くと、実を拾い上げて感触を確かめていました。
妹と参加した都内の21歳の女子大学生は「小さいランの花が咲いていて美しかったですし、滝がすごくきれいで癒やされました。ふだん入ることができないので、とても貴重でいい経験でした」と話していました。
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2025/05/04 14:48:25