静岡市の模型メーカー「タミヤ」田宮俊作会長が死去 90歳
07月22日 18時20分
静岡市に本社がある「タミヤ」を世界的な模型メーカーに成長させた田宮俊作会長が今月18日に亡くなりました。
90歳でした。
静岡市出身の田宮氏は昭和33年に、父親が設立した「タミヤ」の前身の会社に入社して、プラモデルの開発の中心を担い、徹底した取材と時代考証を元に細部まで忠実に表現した製品を世に出し続けてきました。
その後も「ミニ四駆」などのヒット商品を生み出して、昭和59年に「タミヤ」の社長に就任し、会社を世界的な模型メーカーに成長させました。
平成20年には会長に就任し、平成30年にはアートやアニメなどの優れた作品を表彰する「文化庁メディア芸術祭」で功労賞を受賞しました。
また、静岡模型教材協同組合の理事長として、「プラモデルのまち、静岡」を支え、ことし5月に開かれた「静岡ホビーショー」でも主催者として会場で来場者の対応などにあたっていました。
会社によりますと、田宮氏は今月18日に亡くなりました。
90歳でした。
葬儀は近親者のみで行い、今後、お別れの会を開く予定だということです。
【静岡市の難波市長「静岡市を『模型のまち』にする原動力だった」】
模型メーカー「タミヤ」の田宮俊作会長が亡くなったことを受けて、静岡市の難波市長は「本当に深い悲しみと謹んで哀悼の意を表したい。会社をプラモデルの世界的なブランドに育て上げ、静岡市を『模型のまち』にする原動力だった。本当に尊敬している」と話していました。
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Posted at
2025/07/22 20:42:55