松平定信にゆかりの白河 大河ドラマ「べらぼう」展始まる
08月19日 16時04分
現在放送中の大河ドラマ「べらぼう」の登場人物、松平定信にゆかりのある白河市で、ドラマの撮影で使われた衣装などを並べた展示会が始まりました。
松平定信は、白河藩主を務めたのちに江戸幕府の老中として「寛政の改革」で出版活動への統制を強化した人物で、ドラマでは俳優の井上祐貴さんが演じていて、主人公の蔦屋重三郎に大きな影響を与えていきます。
19日、会場の小峰城歴史館の前で式典が開かれ、テープカットや小学生から大学生らによるテーマ曲の演奏などが行われました。
会場にはドラマで使われた衣装や小道具などあわせて5点とドラマを紹介するパネルが並べられ、このうち衣装はのちの定信の田安賢丸を演じた俳優の寺田心さんが着用した着物が展示されています。
また、ドラマの台本や、黄表紙と呼ばれる江戸時代中期に大流行した、大人向けの絵入りの本などの小道具が並べられています。
白河市の鈴木和夫市長は「ドラマ展を通して定信公の功績を再認識してもらい、全国に白河という地域の魅力を発信していきたい」と話していました。
展示会は無料で、一部の展示を入れ替えながらことし12月7日まで行われます。
Posted at 2025/08/20 00:23:56 | |
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