
岩手 初夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」 鈴の音響かせ行進
06月14日 15時40分
岩手の初夏の風物詩、「チャグチャグ馬コ」が14日行われ、華やかな装束をまとったおよそ70頭の馬が鈴の音を響かせながら新緑の田園地帯などを練り歩きました。
「チャグチャグ馬コ」は田植えが終わったこの時期に農作業を手伝った馬に感謝し無病息災を祈願したことが始まりとされる伝統行事です。
14日は岩手県滝沢市の鬼越蒼前神社におよそ700個の鈴と鮮やかな装束で飾りつけた馬たちが集まり、盛岡市に向けて出発しました。
ことしは68頭の馬が参加し、伝統の衣装を着た子どもたちを乗せて田植えが終わった田園地帯や市街地を「チャグチャグ」と鈴の音を響かせながら練り歩きました。
行進は盛岡八幡宮までの14キロほどの道のりをおよそ5時間かけて行われ、沿道には多くの人たちが集まりカメラで撮影するなどして初夏の風物詩を楽しんでいました。
矢巾町の60代女性は「久しぶりに見に来ました。馬を近くで見ることができ、すごく楽しいです」と話していました。
また、2歳の息子と訪れた盛岡市の40代女性は「初めて見に来ましたが馬の飾り付けがとてもきれいでした」と話していました。
Posted at 2025/06/14 21:03:04 | |
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