
西日本や東日本 局地的に非常に激しい雨 30日にかけ大気不安定
2022年11月29日 12時00分 気象
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前線や低気圧の影響で西日本や東日本で大気の状態が不安定になり、局地的に非常に激しい雨が降っています。大気の不安定な状態は30日にかけて続く見込みで、低い土地の浸水や落雷、竜巻などの突風に十分な注意が必要です。
気象庁によりますと日本海にある低気圧や西日本付近の前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、西日本や東日本の太平洋側を中心に大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。
午前10時ごろまでの1時間には
▽鹿児島県の鹿屋市吉ケ別府で51ミリの非常に激しい雨を観測したほか
▽宮崎県日南市油津で48.5ミリの激しい雨が降りました。
大気の不安定な状態は西日本では29日、東日本の太平洋側では30日にかけて続く見込みで、局地的に雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は低い土地の浸水や落雷、竜巻などの激しい突風、それに「ひょう」に十分注意するよう呼びかけています。
急に冷たい風が強く吹いたり雷の音が聞こえたりするなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物に移動するなど安全を確保するよう心がけてください。
宮崎県南部で激しい雨 午後は異例の夏日の予想
宮崎県内は低気圧や前線の影響で、午前中、南部で激しい雨が降りました。
午後からは天気は次第に回復し、この時期としては異例の夏日になるところもありそうです。
宮崎県内は低気圧や前線の影響で午前中、各地で雨が降り、午前10時20分までの1時間には日南市油津で48ミリの激しい雨を観測しました。
日南市の中心部では一時的に道路が深さ20センチほど冠水し、車が大きな水しぶきを上げながら走る様子が見られました。
気象台によりますと午後は天気が次第に回復し、暖かい空気が流れ込んで、28日よりもさらに気温が上がりそうです。
日中の最高気温は宮崎市と日南市油津で25度と夏日の予想です。
また延岡市で24度、都城市で23度、高千穂町で21度の予想です。
気象台によりますと宮崎市で11月下旬に夏日を観測すれば1997年以来だということで、師走目前にもかかわらず異例の暑さになりそうです。
Posted at 2022/11/29 12:30:58 | |
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