女川原発2号機 “再稼働はことし9月ごろに” 東北電力
2024年2月19日 16時18分 
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東北電力は、ことし5月ごろとしていた再稼働の予定を延期していた宮城県の女川原子力発電所2号機について、現在行っている安全対策工事が完了するめどが立ったとして、新たな再稼働の時期がことし9月ごろになるという見通しを発表しました。
女川原発2号機は、2020年に再稼働の前提となる審査に合格したあと、安全対策工事を進めていて、現在はケーブルを入れる管を燃えにくい素材で覆う工事などを行っています。
東北電力は、ことし5月ごろの再稼働を予定していましたが、ケーブルの配置変更により工事の量が増えたことから、先月、数か月程度遅れると発表していました。
発表によりますと、工事はことし6月に完了する見込みで、これに伴って、7月ごろには原子炉に核燃料を入れたうえで、9月ごろに再稼働する見通しになったということです。
延期に伴い新たな再稼働の時期が発表されるのは2回目で、東北電力の金澤定男原子力本部長は記者会見で「安全確保を最優先に工事完了に向けて全力で取り組んでいる。地域の皆様から理解をいただきながら再稼働を目指していく」と述べました。
  Posted at 2024/02/20 10:07:57 |  | 
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