
「ゴジラ-1.0」アカデミー賞 視覚効果賞を受賞 山崎貴監督
2024年3月11日 10時40分
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アメリカ映画界で最高の栄誉とされるアカデミー賞の各賞の発表がロサンゼルスで行われ、視覚効果賞に山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」が選ばれました。
視覚効果賞を日本の作品が受賞したのは初めてです。
山崎貴監督は授賞式で「私たちはここに立っている。この賞は誰にでもチャンスがあることを証明してくれた。やったぞ!」と英語でスピーチを行いました。
山崎監督 受賞前に「フィフティー・フィフティー」
山崎貴監督はアカデミー賞の発表・授賞式の会場に入る前に、レッドカーペットで取材に応じ「ものすごくうれしい。とてもドメスティックな映画でハリウッドに認められるとは思っていなかった」と話し、ノミネートされたことを喜んでいました。
そして、受賞の可能性を尋ねられると、「フィフティー・フィフティー」と話していました。
長野県岡谷市でロケ 監督「建物を残してくれて感謝」
「ゴジラ-1.0」は、長野県松本市出身で「ALWAYS 三丁目の夕日」など、高度な映像表現作品を送り出している山崎貴監督が、脚本やVFXも担当しました。
2022年5月には長野県岡谷市で3日にわたってロケが行われ、市民などのべ200人ほどがエキストラとして出演しました。
使われた旧岡谷市役所庁舎は1936年に完成したタイル貼りの外壁とかわら屋根が特徴のモダンな建物で、国の登録有形文化財になっています。
山崎監督は去年10月に岡谷市を訪問した際、「昔の雰囲気を持つすばらしい建物を当時のまま残してくれた岡谷市に感謝します。建物は中盤の大切な場面に登場しますが、地元のエキストラの人たちにも協力してもらい、よいシーンが撮影できました」と振り返っていました。
Posted at 2024/03/11 11:26:38 | |
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