
西~東日本で大気不安定 山沿い中心に大雪も 暴風などに警戒を
2024年3月20日 7時44分
低気圧と上空の寒気の影響で、西日本と東日本を中心に風が強まり、雪や雨が降っているところがあります。20日は大気の状態が不安定になり、山沿いを中心に大雪となるところもある見込みで気象庁は暴風や高波、大雪に警戒し、落雷、竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと低気圧の影響で西日本と東日本を中心に風が強まり、雪や雨が降っているところがあります。
午前6時までの最大瞬間風速は▽長崎県対馬市鰐浦で25.4メートル、▽愛媛県宇和島市で24.9メートル、▽鹿児島県屋久島町小瀬田で24.7メートル、などとなっています。
低気圧は今後、発達しながら東日本を通過するため、西日本から北日本の広い範囲で非常に強い風が吹き、海上は大しけとなるところがある見込みです。
20日の最大風速は▽北陸と四国で25メートル、▽東北と関東甲信、東海、近畿、中国地方で23メートル、▽九州北部で20メートルと予想され、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達する見込みです。
また、低気圧の通過に伴って上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込むため、西日本と東日本では20日は大気の状態が非常に不安定になる見込みです。
さらに、西日本の日本海側と東日本では山沿いを中心に大雪となるおそれがあります。
21日朝までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで▽北陸で70センチ、▽関東甲信で60センチ、▽中国で40センチと予想されています。
気象庁は暴風や高波のほか、大雪や路面の凍結による交通への影響に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうなどに十分注意するよう呼びかけています。
急に冷たい風が吹くなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保してください。
Posted at 2024/03/20 10:00:06 | |
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