
不満を叫びちゃぶ台返し ユニークな大会3年ぶり開催 矢巾町
07月30日 16時46分
日頃の不満を叫びながらちゃぶ台をひっくり返し、パフォーマンスを競うユニークな大会が岩手県矢巾町で3年ぶりに開催されました。
この大会は地元の商工会の青年部がまちおこしの一環で開いていて、新型コロナウイルスの影響でことし3年ぶりに開催され、県内外から7歳から72歳までの14人が参加しました。
競技は、およそ40センチ四方の小さなちゃぶ台を叫びながらひっくり返し、その上に載っているおもちゃのサンマが飛んだ距離と叫ぶことばの内容や衣装のユニークさを競います。
このうち、学生時代から体重が20キロ以上増えたという23歳の男性は「おいしいものはなんで太るんだ」と叫び、会場の笑いを誘っていました。
ことしの大会はコロナ禍でたまっているストレスを叫ぶ参加者もいて、3年ほど旅行に行けていない男性は「コロナのばかやろー」と絶叫しました。
また、30年ぶりに地元に帰ってきた女性は「友達に会いたい」と叫び、おもちゃのサンマを参加者の中で最も遠い4メートル77センチ飛ばし、優勝しました。
毎回、大会に参加している矢巾町の72歳の男性は「開催されていない間も待ち遠しかった。こういう時期だからこそ、日頃たまったうっぷんを叫んで発散できるのが魅力です。体が動くかぎり参加したいです」と話していました。
Posted at 2022/07/30 19:24:08 | |
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