福島空港に3年ぶりにベトナムから国際チャーター便
01月27日 19時10分
新型コロナの感染拡大以降、国際チャーター便の発着が途絶えていた福島空港に27日、3年ぶりとなる便がベトナムからの観光客を乗せて到着しました。
福島空港に到着したのは、ベトナムからの観光ツアー客、171人を乗せたチャーター便です。
滑走路の脇には、ベトナム語で「ようこそ福島へ」と書かれた横断幕が掲げられ、さらにロビーでは地元の自治体の職員などが出迎えて、降り立った人たちに地域の伝統工芸の白河だるまなどを贈りました。
福島空港を発着する国際チャーター便は、令和元年度には、174便運航されましたが、新型コロナの感染拡大に伴って,3年前の2月から途絶え、今回は、福島県が、政府による新型コロナの水際対策の緩和を受けて、ベトナムの航空会社や旅行代理店と協議を重ねて実現したということです。
一行は、4泊5日の日程で、栃木県日光市や会津地方などを観光予定だということです。
ベトナム人の20代の会社員女性は「日本に来るのは初めてで、飛行機から雪景色を見ることができてうれしかった。神社や山を見てみたいし、ラーメンが有名なので食べたい」と話していました。
県空港交流課の二瓶達也課長は「空港の利活用は福島の復興を知ってもらうことに直結します。冬の景色や食、温泉などを楽しんで、魅力を持ち帰って発信していほしい」と話していました。
福島県は、チャーター便の運航実績があるタイや台湾に対しても誘致を進める方針です。
Posted at 2023/01/28 08:06:01 | |
トラックバック(0) | 日記