
ふくしまに来てね! 「プレデスティネーションキャンペーン」盛り上げ
2025/02/27 07:45
来年春に福島県で開催されるJR6社の大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」のプレイベント「ふくしまプレDC」が4月に始まるのを前に、県とJR東日本は26日、福島市で記者会見し、プレDC成功への意気込みを語った。
内堀雅雄知事は「DCを大成功させるためには、プレDCを盛り上げることが重要」と語った。JR東の高岡崇執行役員東北本部長、下山貴史執行役員水戸支社長が花や食をはじめとする本県の魅力を国内外に広く発信することを約束した。本県観光PR隊「HAPPYふくしま隊」もプレDCを盛り上げることを誓った。
イベント列車25種類
県とJR東日本が26日、福島市で開いた記者会見では、「ふくしまプレデスティネーションキャンペーン(DC)」期間中の4~6月に展開する企画が発表された。JR東は食や自然などを楽しめるイベント列車を25種類運行するほか、日本酒やしょうゆなどの発酵文化を観光資源にする「発酵ツーリズム」の促進などの企画を展開して誘客を図る。
JR東の主な取り組みは【表】の通り。「自然」「食と酒」「歴史と文化」「体験と復興」の四つを柱に各種企画を繰り広げる。
イベント列車は、県内のご当地グルメを15種類楽しめる「ふくしままんぷくトレイン」や、只見線沿線の星空を楽しめる「只見線星空ナイトトレイン」が運行される。期間中最後の土曜日となる6月28日には、昨年4月にデビューした観光列車「SATONO(さとの)」がいわき駅から喜多方駅まで本県を横断する。
このほか、発酵ツーリズムの促進に向けてオリジナル商品を開発する。特設サイトの開設や交流サイト(SNS)を通じた情報発信にも取り組む。県内44団体が参画する予定。県内の駅などで、新幹線をイメージしたプリンやオリジナル駅弁といった特別メニューの販売も予定している。
各地で289特別企画
プレDCの期間中は、県内各地で市町村や観光関連団体による289の特別企画が展開される。主な企画は【表】の通り。棚倉町の国指定史跡「棚倉城跡」で4月から築城400年記念イベントが催される。北塩原村の諸橋近代美術館では4月12日~6月29日、「ココロとカラダととのえる」をテーマにした展覧会が開かれる。
イベントや特別企画の概要は、特設サイトで確認できる。
Posted at 2025/02/27 10:09:01 | |
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