
新型宇宙輸送船HTV-X 油井さんがロボットアームでキャッチ
2025年10月30日午前1時35分
(2025年10月30日午前3時48分更新)
宇宙
日本が新たに開発した無人の宇宙輸送船「HTV-X」は、30日未明、国際宇宙ステーションに接近し、長期滞在中の日本人宇宙飛行士、油井亀美也さんが操作するロボットアームで予定どおりキャッチされました。
日本の新型宇宙輸送船HTV-Xは、今月26日に鹿児島県の種子島宇宙センターからH3ロケットで打ち上げられたあと、高度およそ400キロの軌道を回る国際宇宙ステーションまで10メートルの距離に接近しました。
そして、日本時間の30日午前1時ごろ、国際宇宙ステーションに長期滞在している宇宙飛行士の油井亀美也さんがロボットアームを操作し、HTV-Xをキャッチすることに成功しました。
油井さんは10年前の長期滞在の際に当時の日本の宇宙輸送船「こうのとり」をキャッチしていて、今回もロボットアームの操作訓練を重ねていました。
油井さんは「このミッションを通じて日本が高い技術力で国際的な宇宙開発に貢献していることを知ってもらい、日本の皆さんに誇りを持ってもらえたらうれしいです。この大役を私に任せていただきありがとうございました」などと話していました。
HTV-Xは、ロボットアームで国際宇宙ステーションに取り付けられ、その後、積み込まれている実験装置や食料などが国際宇宙ステーションの船内に運び込まれることになっています。
  Posted at 2025/10/30 08:00:28 |  | 
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