
今日は新たにロガー定義ファイルを作成したのでテストしてみた。
結果は画像のとおり、Feedback Knock Correction, Gear, CL/OL Statusなど必要な項目がロギングできるようになった。さらにうれしいのは、エンジニアパラメーター(バイト長が小さいもの)が取得できるようになったことだ。これでロギング時のサンプリングレートが稼げる。
今回はB型のROMと比較しながら地道にアドレスを探し出し、拡張パラメーターを20項目、そしてエンジニアパラメーターを9項目作成した。他にも調べていないアドレスはいくつかあるのだが、まずは必要最低限の項目にした。あと不要なECU IDは削除して、約2200行まで縮小させた。やはり不要なECU IDがなくなると、項目は素早く探せるし、見易くなっていい。
今回調べてみて分かったのだが、エンジニアパラメーターは特定アドレスを読んでいるものではないということが分かった。
これはどういうことか言うと、標準のパラメーターと拡張パラメーターは、ROM内に指定アドレスというものをそれぞれ持っている。しかし、エンジニアパラメーターは、指定アドレスを持たず、一定の空きアドレス範囲を決めて、そこに連続で値をストアさせている感じだ。そのため開始アドレスさえ分かれば、あとは簡単に割り当てることができた。
あと分かったことは、ブースト圧を除くターボ関連の拡張パラメーター、つまりTarget BoostやTurbo Dynamics Proportionalなどだが、これらは他のGR系と同じアドレスを使っていたことだ。
とりあえず、これでロギングに必要な項目は揃ったので、しばらく純正状態のロギングをいろいろやってみようと思う。
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ECU関連 | クルマ
Posted at
2010/01/16 17:50:16