IDA Pro Advanceは、RomRaiderでは定番と言われてくらい有名なディスアセンブラソフトウェアだが、ECUのROMだけでなく、ゲームなどのさまざまなROMをディスアセンブラできることで有名らしい。
もう2年前くらいからこのソフトは欲しいと思っていたのだが、昨日、ひょうんなことからIDA Pro Advanceを入手することができた。
早速インストールしてROMを開いてみたのだが、どうも表示がおかしいというか、RomRaiderの掲示板にあるような画面にならなかった。
そこでRomRaiderのトピックをよく読んでみると、どうやらいくつか小細工というか、前準備をしないといけないということが分かった。
再びRomRaiderに記載された手順とおりにやってROMを開いてみると、やっと掲示板にあるような見慣れた画面が表示された。以前
「ECUのディスアセンブル方法」で紹介したフリーソフトの「Dissh」と比較するのは酷だが、やはりテキストダンプと違い、圧倒的な情報量と見易さには感心してしまった。
そしてこのIDA Pro Advanceのすばらしいところは、ルーチンフローマップを自動生成できたり、関連するデータをブロック単位で表示できるところだ。また、定義ファイルの項目を解析画面に取り込めるのもグッドである。
改めて自分のROMをざっと見てみたが、やはりまだ解析されていないところがありそうだ。
まだSHの命令コード自体よく分かっていないが、暇を見つけていろいろ調べていきたいと思う。
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Posted at
2010/06/04 23:13:12