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2013年01月06日 イイね!

Alpha definition & New logger parameter

Alpha definition & New logger parameter一昨日と昨日の空いている時間を使って、RomRaiderの掲示板にポストされていたAlpha definition Listを参考に自分のECUアドレスを調査してみた。

まず、AZ1G800Tのリストを参考に自分のECUとAZ1G500Zのアドレスをそれぞれ調査してみた。

今回はアイドリング系以外の項目を調べてみたのだが、どのECUもアドレスは違えど、各項目の値はみんな同じだった。値が少しでも違えばもう少し掘り下げて調べるのだが。

それからAE5I001Aも参考にして下記の項目を調査してみた。これらはAZ1G800Tのリストになかったものだ。


Closed_loop_fueling_target_comp_RearO2_max
Closed_loop_fueling_target_comp_RearO2_min

AF3_correction_high_limit
AF3_correction_low_limit


この中で気になるのは、「AF3 correction」という項目。
A/F Correctionは1つしかないと思っていたのだが、この項目が存在するということは、A/.F補正は2つあるということなのか、それともAF3という名前からして、AF2という補正項目も存在するのだろうかということだ。
ロガーパラメーターはきっと存在するはずなので今度調べてみようと思う。

それとロガーのパラメーターとして、「Engine Speed Delta」というものを調べたのだが、使えるようなパラメーターではなかった。エンジン回転数の変化量を見るパラメーターらしいが、何を基準に変化量を示しているのか分からない。

あと、RC5でオーバーレイ機能をチェックしてみたのだが、ぴかすけさんがブログで報告されていたDBWでの不具合はないようだ。

Posted at 2013/01/06 20:37:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ
2012年11月10日 イイね!

続: Primary Open Loop Fueling

続: Primary Open Loop Fueling今日は時間が取れたので、前回に引き続き「Primary Open Loop Fueling」についてじっくり調べてみた。

よくよく見てみたら燃調マップは、もう1つあった。つまり燃調マップは全部で6つあるということだ。


各マップはPrimary Open Loop Fuel Map Switchで切り替えているわけだが、従属関係は下記のようになることも分かった。


1.メイン
Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B High)
Primary Open Loop Fueling (Failsafe)(KCA Alternate Mode)

2.サブ①
Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B Low)
Primary Open Loop Fueling (KCA Alternate Mode)

3.サブ②
Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B Low)
Primary Open Loop Fueling (Failsafe)


KCA(knock Correction Advance)の状態によってそれぞれのマップを参照しているのだが、KCAの値がマップ値よりマイナスされていない状態の時は、Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B High)を読み、KCAが補正されてマックス値にならない時は、Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B Low)を読むようだ。

ただ、サブ①に関しては、 (KCA Additive B Low)と(KCA Alternate Mode)が同じ値なので、これは従属関係とは言えないかもしれない。

下記のスクリーンキャプチャーは、メインマップの切り替えサブルーチンだ。
dword_837B8というところが通常の燃調マップ、dword_837D4がフェールセーフのマップを指しており、IAMの値を見て、どちらかのマップに移動するようになっている。




あと、薄い燃調マップもサブルーチンまで追いかけた結果、関係している項目がようやく分かった。
あの薄い燃調マップは、燃調値として使われるのでなく、比較参照として次の項目に関係することが分かった。

Minimum Primary Open Loop Enrichment (Throttle)
Minimum Primary Open Loop Enrichment (Accelerator)



あのマップがこれらに関連しているのなら合点がいく。ただ、どのように比較計算しているかは不明だ。

とりあえずこれで「Primary Open Loop Fueling」に関する疑問は消えたのですっきりした。
Posted at 2012/11/10 21:31:05 | コメント(5) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ
2012年11月04日 イイね!

Primary Open Loop Fueling

Primary Open Loop Fueling仕事が忙しくてぜんぜん手が付けられなかったD型スペCのECU解析。

今日やっと時間が取れたので解析しようと思ったら、もうRomRaiderで公開されていた。


早速DLして見てみたのだが、メインとなるマップはだいたい正しく表示さるものの、いくつかのテーブルでは大きさの指定が間違っていたり、まだ解析されていない項目もあった。それでもこの程度ならECUチューニングすることは十分可能だと思う。
肝心の中身の方だが、D型のスペCは、C型のスペCと同じようだ。

ところで、C型から気になっていたのが「Primary Open Loop Fueling
のテーブル群。
C型とD型の定義では、次のような順番で
5つのテーブル名で設定されている。

 「Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B Low)」

 「Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B High)」

 「Primary Open Loop Fueling (Failsafe) 」

 「Primary Open Loop Fueling (KCA Alternate Mode)」

 「Primary Open Loop Fueling (Failsafe) (KCA Alternate Mode)」


上記のように5つもテーブルが存在するのだが、実際のデータは通常版とフェールセーフ版の2つだけだ。

通常版のテーブルは今回も変化はなし。B型と比較しても2800rpmの高負荷側がちょっと変わっているくらいだ。

ちなみに公開されている定義では、LowとHighの読み出しアドレスが同じになっているが、これは明らかに間違い。Lowのアドレスにプラス22Cしたものが正しいアドレスになる。


さて、ここからが本題。


「新たな燃調テーブルを発見」で、燃調テーブルは5つ存在し、その中の1つは非常に薄い燃調テーブルが存在すると報告したことがある。しかし、C型とD型のスペCには、そのような燃調テーブルは存在しないのである。
その時のテーブルをD型の定義に合わせてみると次のようになった。


 「Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B Low) 」
  通常版のテーブル。

 「Primary Open Loop Fueling (KCA Additive B High) 」
  値は上記のものより濃い。自分はフェールセーフとして定義していたもの。

 「Primary Open Loop Fueling (Failsafe) 」
  「新たな燃調テーブルを発見」で報告したとんでもなく薄い燃調テーブル。

 「Primary Open Loop Fueling (KCA Alternate Mode) 」
 「Primary Open Loop Fueling (Failsafe) (KCA Alternate Mode) 」

  この2つのテーブルに関しては、最初の (KCA Additive B Low) と同じ値のもの。

最初に見た時は、テーブル名と違うデータが表示されたので、アドレスの割り当てが間違っているのかと思ったくらいだ。しかし、各テーブルのアドレス間隔などを調べてみたがやっぱり問題なし。

このようなことから、B型ではテーブルの順番が違うのではないかと思う。それにしても薄い燃調テーブルの存在がまた気になってくる。

Posted at 2012/11/04 20:02:17 | コメント(6) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ
2012年10月28日 イイね!

CL Delay Maximum Engine Speed (Neutral)

CL Delay Maximum Engine Speed (Neutral)もう1年前になるのだが、CL to OL Transitionについてずいぶん調べたことがあった。

フローを全部トラックしてからブログにアップしようと思っていたのだが、仕事が忙しくなっったこともあってすっかり忘れていた。

最近、お友達になったえーこ&こうちゃんさんのブログを見てふと思い出し、今日やっとエントリすることになった。

RomRaiderで定義されているCL to OL Transitionの項目は、GR/GV系で14個あると思うのだが、IDAで解析してみたら、他にもまだたくさん存在していることが分かった。気圧や吸気温度、それに関連して吸気脈動と思われるようなものもある。

RomRaiderのスタッフが解析しきれなかったのか、それともチューニングに影響が少ないと判断して定義にしなかったのかは不明だが、いづれにしてもCL to OL Transitionは複雑なロジックになっていることは確かだ。


その中で気になったのが、「CL Delay Maximum Engine Speed (Neutral)」だ。
定義では2つの閾値で表現されているのだが、IDAで見てみるともう少し大きなテーブルになっている。



グレーでハイライトにしている部分がそのテーブルになるのだが、(BELOW) Check Other CL Tables側の値は、1つではなくあと10個存在しいている。その値とは、「CL Delay Maximum Engine Speed (Per Gear)」と同じ値が連続して繋がっているのである。

こういう表示が正しいのか分からないが、Excelで表現すると下記のような感じになると思う。



自分はこの閾値を変更していないが、もしこの「CL Delay Maximum Engine Speed (Neutral)」を変更するのであれば、Per Gear側の値と合わせるか、、(BELOW) Check Other CL Tablesの一番大きい値をPer Gear側より低い値にしない方が良いのではないかと思うのである。

ちなみにBR9も値は違えど同じようなテーブルになっているので、SIドライブ搭載車はすべて同じようなテーブルになっていると思われる。
Posted at 2012/10/28 20:36:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ
2012年10月07日 イイね!

Map Ratio

Map Ratioここ最近ECUの調査をやっていないのだが、8月にちょっとだけ調査したものがある。

それはMap Ratioだ。レガシィの時も2度調査(下記のブログ参照してください)したことがあるが、やはりGRBにもあった。

ただ、GRBの場合、1からまったく変化しなかった。

レガシィとロジックは違うとは思っていたが、もしかすると”Cruise”と”Non-Cruise”の切り替えで使われているんじゃないかと期待していたのだが違うようだ。
それとも街乗り程度だと変化しないものなのか?

来週の土曜日は宮ヶ瀬湖に行こうと思っているので、そこで白黒はっきりさせようと思っている。

Map Ratio
https://minkara.carview.co.jp/userid/346032/blog/11740138/

Map Ratioの調査
https://minkara.carview.co.jp/userid/346032/blog/11984428/
Posted at 2012/10/07 23:16:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ

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