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2011年01月08日 イイね!

街乗り領域のDBWの調整

街乗りで常用する領域をもう少し改善したいと思っていたので今日はDBWの設定を変更してみた。

自分だけかも知れないが、DBWの設定が一番面倒だと思っている。点火時期や燃調の調整も大変だが、DBWは3つのテーブルから成り立っているからややっこしい。

1. Requested Torque (Accelerator Pedal)
2. Requested Torque Base (RPM)
3. Target Throttle Plate Position (Requested Torque Ratio)

軽くチューニングするなら「Requested Torque (Accelerator Pedal)」を全体に底上げするように設定すればいいと思うのだが、本格的に設定していくとなると、やはり3つのテーブルを見直さないとだめなのである。

「Requested Torque (Accelerator Pedal)」はさまざま項目に関連する「RAW ECU VALUE」を決めるマップだが、アクセル開度とスロットル開度のバランスを決めるのは残りの2つのテーブルだ。
この2つのテーブルは結構くせ者で、変に設定するとアクセル開度とスロットル開度のバランスが崩れてしまう。例えば、アクセル開度30%の時にスロットル開度が10%になったりするわけだ。

いつもながらアクセル開度とスロットル開度のバランスを見るために「Log file interpolation」を使った。

今回は「Requested Torque (Accelerator Pedal)」と「Requested Torque Base (RPM)」はほとんど変更せずに、「Target Throttle Plate Position (Requested Torque Ratio)」の値を細かく修正してみた。
これが地味な作業というか、値を変更した後にマクロ計算させないとバランス結果が見れないので非常に面倒だった。たかが18行×4列の値を変更するために2時間近くもかかってしまった。

修正したアクセル開度とスロットル開度を3Dグラフにしたもの




ちなみにノーマルの3Dグラフはこんな感じ


やっとバランスが整った値になったと思ったのだが、Target Throttle Plate Position のテーブルだけを3D マップで見ると、こんな感じになってしまった…



ちょっと心配だったが、問題があればまた作り直せばいいやと思い、このまま書き換えてみた。

ぐるっと家の周辺を走ってみたが、なかなか良い感じに設定できたようだ。ログを見てもアクセル開度とスロットル開度がバランスよくシンクロされて記録されていた。

次回は中間域の点火時期調整かなぁ。。。

Posted at 2011/01/08 22:09:02 | コメント(7) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ
2010年12月25日 イイね!

RomRaiderの新バージョン

RomRaiderの開発ロードマップによると、やっとベータバージョンではなく、正式なリビジョンでリリースするようだ。

今回のバージョンでは動作や使い勝手がだいぶ改善する内容になっているけど、今までちょこちょこリリースされていたRC版とは別物になるのかな。

とりあえずVer.0.6.0は、1、2ヶ月以内にリリースしたいようなことを言っているので楽しみに待ってましょう。


Version 0.6.0
GUI overhaul
- Move toolbars from table window to main window
- Improved keyboard shortcuts
-- +/- work more intuitively
-- Tab to switch from table list to table window
-- Ctrl-a to select all
-- Shift-insert to paste
- Different table views on tabs (table, line/bar graph, 3d, show changes, etc)
- Value selections persist between table view types
- Scrolling for large tables
- Greatly improved load speed and memory usage
- More intuitive "Save" system
-- Keyboard shortcuts conform to Windows standards
-- Warning when overwriting file
-- Possible option to append timestamp to filename and retain old file
- Warn on close and revert changes
- Make selected rom more obvious when multiple files are open

ECU definition overhaul
- Implement EcuFlash spec definition
- Improve parsing speed by loading only relevent metadata
- Fixes and less ambiguity with data types
- ECU revision index (improves load times)



Version 0.6.x
- Additional logging plugins
- Automatic ECU/logger definition updating
- Improved logger profiles
- Logged parameters persist between view types
- Click and drag parameters in graph and dash view
- Line graph table view (topic4439.html)


Version 0.7.x and beyond
- Native ECU flashing
- DTC code reader
- RamTune
Posted at 2010/12/25 20:32:19 | コメント(4) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ
2010年12月23日 イイね!

1ヶ月ぶりのECUチューニング

1ヶ月ぶりのECUチューニング今日から4連休♪

夏休みも取っていなかったのでやっと纏まった休みが取れてうれしい。

連休1日目の今日はECUとキャンバーの調整をした。

キャンバー調整くらい本当は家でやりたいのだが、地面が凸凹しているので友達の整備工場でやってもらった。まぁ友達の所にもたまには顔出さないとね。

ECUの方は、Target Boostの微調整、それに合わせてWastegate Duty Cycleを全体的に下げ、高負荷側の燃調を若干リッチ目にしてみた。

当初は点火時期を少し遅角させてブーストを上げてみようかと思ったが、現状のマップが詰め切れていないかったのでやめておいた。
たぶん高負荷側を2から4度ほど遅角させれば1.7Kgf/cm2くらいまでいけそうな気がするけどやっぱり怖いんだよなぁ。。。

とりあえず今日のデータはなかなか良い感じだったけど、ちょっとオーバーシュート気味な領域があったので、もうちょっとWGDCは再調整しないとだめなようだ。


明日はまたECUを再調整して、その後に洗車でもしよう。

Posted at 2010/12/23 21:31:14 | コメント(6) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ
2010年12月04日 イイね!

PCMSCANでDTC調査

PCMSCANでDTC調査先日のエンジンチェックランプ点灯のトラブルコード(Diagnostic Trouble Code :DTC)をかりこりさんに教えて頂いた「PCMSCAN」で確認してみた。

PCMSCANは、エボでよく使われているツールというのは知っていたが、まさかDTCまで見られるものだとは知らなかった。


早速インストールして確認してみたが、トラブルコードは何も残っていなかった。
もしかすると私の操作に問題があるのではないかと思い、念のためディーラーに行って調べてもらった。実は先週もディーラーに行ったのだが、その時は別な用事で行ったので調べてもらうことをすかっり忘れていた。

先週と違って今日のディーラーはトレジアが発表された直後だったせいか結構にぎわっていた。
発表前にトレジアは2モデル見せてもらっていたのだが、なぜか展示してあったモデルは見せてもらったモデルと違う車両だった。見せてもらったモデルは他の販売店に行ってしまったのかな。

そういえばWRX STIのSpec Cとtsの発売は早すぎるような気がする。フルモデルチェンジが控えているせいかもしれないけど、C型がリリースされてから半年近くで発売されるとは思わなかった。

話がずれてしまったが、結局ディーラーの診断モニターでも記録されていないかった。
てっきりトラブルコードはFLASH領域に保存されると思っていたがRAM領域に記憶されているようだ。これではRomRaiderでECUリセットしてしまえば消えてしまうね。

とりあえずPCMSCANでDTCが読めることが分かったので、次回チェックランプが点灯した時には役立ちそうだ。
ただ、いつもPCを持って運転しているわけじゃないので、ECUリセットを我慢できるかどうかは悩ましいところだ。

Posted at 2010/12/04 22:31:47 | コメント(5) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ
2010年11月22日 イイね!

ECU再調整

ECU再調整マフラーなどを交換すれば、プラスになる部分もあるが、マイナスな部分も必ず出てくると思っている。

それを調べるために土日にECUをノーマルに戻してログを採ってみた。



画像のログはアクセル開度がほぼ一定のものを揃えている。
CL時のFBKCは、純正のAF補正量が大きいために発生しており、OL時のFBKCはAFが薄いために発生しているようだ。

この辺はすでに折込み済みですで修正してあるが、以前ブログにアップした「CL Fueling Target Compensation」の修正は効果が大きかったと思う。

昨晩、最近取得したログをチェックしながら、前回の問題点やさらに改善したい箇所を修正した。しかし相変わらずDBWの調整は面倒だった。

GRBの場合、3つのテーブルで構成されているのだが、微妙な調整がなかなかうまくいかない。ちなみに私は次のような順序でDBWを調整している。

1. Requested Torque (Accelerator Pedal)
2. Target Throttle Position
3. Requested Torque Base (RPM)
4. AirBoy氏の「Log file interpolation」に上記の3つのテーブルをコピーしてバランスを確認。バランスが悪かったら、2か3の値を変えて再調整。

DBWに併せて、今回Target BoostやWaste GateなどのX軸も修正した。特にRequested Torque(RAW ECU VALUE)は、最大値を455から440に落として、390から440までの制御を細かくできるようにしてみた。

今日は途中で雨が降ってきたので残念ながら高負荷領域の検証ができなかったが、中間領域はまずまずだった。

明日は朝から雨らしいしので高負荷領域の検証は今週末にやってみようと思う。
Posted at 2010/11/22 23:14:13 | コメント(6) | トラックバック(0) | ECU関連 | クルマ

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