
MAF(Mass Airflow)がいまだに手付かずだ。手付かずというより、変更して意味があるのかと思って、何も触らずだった。
RomRaiderやNASIOCのトピックを読むと、Closed LoopにおけるMAFのスケーリング調整は、Open Loop時のMAFを調整する時に重要だとされている。つまりAF Learning Dに大きな影響を及ぼすらしい。しかし、MAFを変更してどのくらい効果があるのかがよく分からない。
事前調査として、自分のB型とレガシィのE型-AT、それとGRBのA型との三台のROMを比較してみた。グラフのように0.9V/sから2.5V/sまでは、三台ともほとんど差がないが、2.5V付近を境にGRBだけが徐々に増えていく。つまり、3台共Close Loop領域でのMAFはほとんど変わらず、Open Loopの領域になってくると、GRBのMAFのみが増えるということが分かる。
MAFのログ取りは簡単なのだが、ある条件を満たさなくてはならない。それはClose Loop領域、つまりエンジン回転数を約4000rpm以下に抑え、定速走行(アクセル開度を一定に)してデータを取得することである。またデータのサンプリングを標準化するために30分から1時間程度(もしくは2時間程度)走行すべきとされている。そうなると、渋滞のない高速道路で測定しなければならないだろう。
とりあえず連休中にMAFのログ取りを行ってみて、どの辺りを調整したらいいのか調べてみたいと思う。
Posted at 2009/04/29 20:00:37 | |
トラックバック(0) |
ECU関連 | クルマ