wildspeedのブログ一覧

昨日の朝もログ取りに行ってきた。昨日はマニュアルモードでのシフトダウン時の挙動やKnock系の調整をするために走ってきた。ゴールデンウィーク中で、だいたい自分の求めるフィーリングやレスポンスは得られるようになったが、スロットルの急激な変化やシフトダウン時のエンジン回転数の変化があった時の制御までは出来ていなかった。自分の場合、これらの変化があると、例えば点火時期の値が20から4へ変化したような記録がされる。ログを見ている限り、一瞬であり、まれに起こるような内容だ。どうすれば改善できるかを調べているが、なかなか見つからない。見過ごしてもいい内容なのだろうか？

ところでAdvance Multiplier（Initial）だが、これは変更しても意味なかった。昨日、点火時期を弄って走ったところ、Rough Correctionの値が0.5で記録されていた。つまりFine Correction ModeからRough Correction Modeに変わった時、このAdvance Multiplier（Initial）でセットされた値に戻ると思っていたが間違いであった。Advance Multiplier（Initial）はECUリセットさせた時のみに適用されるようだ。


さっきTiming Basicsを読んでいいたら、Fine Correction ModeからRough Correction Modeに切り替わる条件が追加記載されていた。32ビット系は下記条件になる。

1. Engine speed and load must be within the ranges specified by the 'Rough Correction Range' tables.

2. Timing advance (max) map value is greater than 4.0 degrees.

3. The last fine correction value (|x|) is greater than 3.8 degrees (that is, the absolute correction -> ex. -3.8 = 3.8)

4. No current feedback correction.


さて、次回手を加えようとしているのが次の3つの項目だ。

Minimum Primary Open Loop Enrichment (Throttle)
Minimum Primary Open Loop Enrichment (Coolant Temp)
Minimum Primary Open Loop Enrichment Idle (Coolant Temp)

これらはAFの基準値等を決める項目である。この辺りは燃調マップと絡んでくるので、よく調べてから触っていきたいと思う。

昨日のリレースイッチの音を調べてもらうためにディーラーに行ってきた。調査してもらった結果、キーユニットのリレー不良だそうだ。運転に支障はないらしいが、そんな所から音がすればやはり気持ち悪いものだ。いづれにしても後日キーユニットを交換することになった。

不具合はこれで3回目（過去の不具合は、ヘッドライトの結露とAピラー周辺の曇り）になるが、過去に乗った車よりは少ない方だ。

不具合といえば、最近またKENWOODのCDデッキの調子が悪い。昨年の夏から音飛びするようになったのだが、秋になったら直ったのですっかり忘れていた。どうも暑くなってくると発生するようだ。
音楽は、ログ取りや走りに集中している時は聴かないのだが、渋滞している時や家族を乗せている時は必要に感じている。そんなに使っていないので、ちょっともったいないが、ボーナスが出たら買い換えようと思う。

ところでディーラーで不具合を調査してもらっている間にS402のカタログを見せてもらったが、装備等を見る限り価格が異常に高いような気がした。インプレッサのRA-Rが確か430万くらいだったはずだが、それよりも100万近く高い。現行のGRBでも360万程度だし、どうもおっと言わせるようなインパクトが感じられないのである。販売コンセプトが違うと言われればそれまでだが、自分はノーマルを買ってカスタマイズした方が良いと思う。

今日は車検が終わったので、車を引き取りに行ってきた。
車検前は、マフラーの近接排気騒音が気になっていたが、事前にサービスに確認したところまったく問題ないですよと言われていたので、マフラーやフロントパイプは交換せずに車検に出した。ちなみに車検費用は、保障延長プランを含めて112,740円であった。

車を引き取った後にしばらく走っていたら、約2秒おきにカチ、カチとリレースイッチ音がするのに気が付いた。最初はCDデッキの故障かと思ったが、音の発生源はどうもハンドル下あたりのようである。メーター下のアンダーパネルは何度か外したことがあるが、リレーのようなものはなかったはず。。。とりあえず家に着いてから再度音を確認してみると、キー位置がアクセサリーでもカチカチ音がすることが判明した。とりあえず明日ディーラーへ持って行って確認してもらうつもりだ。

リレー音と関係するか不明だが、ROMの書き込みをしようと思って、Learning Viewで現在の状況を確認したみた。そうしたら画像のようにIAMがなんと0.1250になっていた。こんな数値になったのは初めてだし、ECUリセットしても0.5にしかならないはずだ。やはりディーラーで何かしたのだろうか？

昨日は車検のためにECUをノーマルに戻した。最初はそのまま車検に出そうかと思ったが、COxやNOxの数値が変わっているかもしれないと思ったので、念の為ノーマルに戻しておいた。

しかし、久しぶりにノーマルECUで乗ったが、とにかく発進がかったるい。アクセルの反応が鈍くて、こんなにアクセルを踏み込まないと前に進まなかったのかと思うくらいだった。燃調や点火時期はノーマルでもOKだと思うが、アクセル関連だけは絶対変更した方が良いと改めて思った。


ノーマルECUに戻してふと気になったのが、フラッシュROMへの書き込み回数だ。もう何回書き込みしたかは忘れたが、かなり書き込みを行っている。以前RomRaiderのトピックで、1000回とか2000回書き込みできるという内容を読んだことがあったが、再度MPUのハードウェア・マニュアルを見て確認した方が良いだろうと思い調べてみた。

自分のECUにはルネサス テクノロジのSH7055（製品名はHD64F7055S）が使用されている。ハードウェア・マニュアルを見てみると、817ページの「26.5 フラッシュメモリ特性」という項目の表に100回となっていた。

思い返してみても、たぶん50回は超えていないと思うが、ちょっと不安になってしまった。いづれにしても、このように上限が決まっているのであれば、そう何度も書き込んで走行テストなんかやっていられない。細かい部分をいろいろ試してみたかったが、ちょっと無理そうである。

AF Learningに関してRomRaiderの下記トピックをまとめて簡単に翻訳してみた。


AF Learning #1, AF Correction #1 and AF Correction #3

Questions about AF LEARNING #1 A-D (STORED)

A/F correction #1の値は、Closed Loopのみで使用されます。それは燃調マップのAFRに近づけるために、フロントO2センサーの測定値によって、加算もしくは減算するための値です。なおOpen Loopになると、A/F correction #1は0になっていきます。そしてA/F correction #3の値は、リアO2センサーからの測定値をClose Fuelマップで直接補正するためのものです。

ECUは、A/F correctionから燃料をどのくらい加算/減算するのか傾向を理解して、この値をClose LoopとOpen Loopの両方で使用します。これがA/F learningです。Open Loopで使用するのは、ECUがAFRターゲットに合っているかどうかが全く分からないからです。

Stored #1 A～Dはエアフローの各範囲（A/F Learning#1 Airflow Ranges）を示し、各々の範囲位置でAF Learningの値がそれぞれ記憶されます。